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蕎麦屋のラーメン(浅草)

時空画報

蕎麦。ファストフードでありながら食事処、飲み屋でもある。かけ、一杯290円の「小諸そば」、日本橋~銀座の「よもだそば」は240円だ。対極にはミシュラン店もある。場所も自由奔放だ。駅中にもあれば、人里離れた地でもそばを打っている。蕎麦。そば。SOBA。だが、現代においては日本の食文化の中核はラーメンにその座があるといって良い。店舗の数、消費される量、SNS、テレビ、雑誌の場で語られる言語の総量、私見ながら圧倒的だ。自宅近く、あるいは以前勤めていた会社の近所の蕎麦屋が閉店した後に、チェーン店系の店が開店していく姿を数多く目にしてきた。江戸時代から庶民の圧倒的な支持を得ていた蕎麦だが、中核ポジションをさらにラーメンに浸食されつつも、その歴史とその普遍性を静かに纏いながら、蕎麦というジャンルの地盤は固い。そんな東京の蕎麦屋には「中華そば」「ラーメン」をメニューに掲げる店がいくつか点在する。あるいはひっそりと存在している、とでもいおうか。

久しぶりに浅草、国際通りの北側、千束3丁目の「辰巳庵」。お昼時を少し外して、ゆっくりした時間の中「ラーメン」を頼む。蕎麦屋のラーメンに外れ無し。


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