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「自分を愛してはいけない」という呪いを手放した

少し前の話だがGWに9日間のセミナーを受けてきた。
セミナーはざっくりいうと自分の(主に潜在)意識について学び、感じて、探求するというもの。

8泊9日、一家4人(夫婦と1,2歳の子たち)でホテルに滞在して、子どもたちは日中シッターさんに見てもらい、日中セミナー受講というけっこう大がかりなイベントだった。


人は無意識に特定の「ものの見方」を持っている。(それを価値観といったり、信念といったりする)

例えば「人に迷惑をかけるのは良くない」とか「正しくあるべき」とか「野球が好き」とか。

顕在的で自覚しているものもあれば、潜在的で当たり前すぎて自分ではもう知覚できなくなってるものもある。例えば「私は男だ」とか、「人に暴力振ってはいけない」とか「人を愛することはいいことだ」とか。疑いようがないから疑わないよね。

セミナーでは、顕在的なものはもちろん潜在的な信念を見つけて扱っていった。

顕在的なものは自覚してるからまぁいいんだが、潜在的なものはマジで見えなくなってるから改めて発見するとビックリする。

タイトルのように、「自分を愛してはいけない」というなんとも呪いのような、潜在的な信念を隠し持っていたことがわかった。怖くない?

セミナー前に自分が感じていた課題として

・人に対して批判的なところがある(でも愛情もある)
・「正しくあるべき」と自分や人に対して思ってしまう
・ロジックや根拠が欲しい
・知らない人を見下していることがある

などがあった。これは受講前から認知していて、手放せればいいななんて思っていた。

結果、それぞれの課題に向き合う度に「自分を愛してはいけない」という呪いにぶつかることになった。

いろんな角度からぶつかってぶつかって(何度も泣いたw)凝り固まった信念がだんだんとほぐされていく感じだろうか。

その凝りは「永遠に無くなった」というよりも揉みほぐして柔らかくして炎症が出なくなった感じなので、揉み返しもあるし、今後また凝ることもあると思う。

けど、今まで認知できなかった信念に気づいてるだけでも違うし、「自分を愛してはいけない」なんてめちゃ奥深い部分なので、深海の泡が海面にくるまでに大きくなるように、少し変わるだけで現実面に出てくる影響は大きい。

「自分を愛してはいけない」という呪いを手放したおかげで、具体的に

・親に謝れた
・人と話すのが怖くなくなった
・多少柔らかくなった
・自分の力を信じてあげられるようになった
・ご機嫌でいる時間が格段に増えた

など、大きな収穫がたくさんあった。

これは、あくまで自分の場合なので、セミナーを受けていた他の人はまた違う経験をしているのだと思う。効果がなかった、みたいな人もいるのかもしれない。

セールスの記事ではないので控え目にするけど、自分みたいに考えることや人生・生き方ってトピックが好きな人にはおすすめできる。

考えるのが好きだし、内観も良くする方だからそんな新しい気付きはないだろう。と高をくくっていたんだけど、思ってもない経験ができた。

32歳になって、何度も泣き(w)、新しい自分と出会う楽しみに触れ、今まで抱え込んでいた重たい信念を手放し、こんな経験ができることがとても嬉しい。これからも人生楽しいねきっと。

というお話でした。

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