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AIの飲食業界への活用事例をご紹介

飲食業界におけるAIの活用領域

AIとは、人の脳の働きをシステムで再現したものをいいます。
言葉を理解したり、物事の関連性や法則を読み取ったりといった、人間ならではの働きを再現する仕組みです。
脳が理解できるもの・できることはかなり幅広いため、AIでできることも無限大です。
そのため一口にAIといっても、活用の仕方は様々です。また、飲食業界におけるAI活用もまだまだ始まったばかり。
今後さらにAIの開発が進めば、店舗の課題に応じて柔軟な解決策を用意することができます。
参考までに、現在飲食業界で注目されている代表的な活用方法をまとめました。

電話予約を応対するAI
飲食店といえばネット予約が一般的ですが、直前の予約や予約内容の変更には電話連絡が必要です。
ですが、飲食業のピークタイムは並の忙しさではありません。
せっかくかかってきた電話をとり逃してしまった経験は、誰しもあるのではないでしょうか。
こうした課題を解決する方法として、AIスタッフの活用が挙げられます。
具体例として、インターネット関連事業社と集客支援会社が共同開発したAIスタッフの事例をご紹介します。
AIスタッフは、音声認識を使って予約電話に対応できるAIです。
お客様が話した内容を音声認識することで、AIスタッフだけで以下の応対が完了できます。

・当日/直前〜翌日以降の予約
・予約内容の確認
・予約キャンセル

お客様はAIスタッフに対して、「今日空いてますか?」といった質問をするだけです。
人と会話しているような自然な会話の中で、AIスタッフがニーズを把握してくれます。
もちろん、混雑状況に応じてAIスタッフを使う・使わないといった選択も可能です。
AIスタッフなら24時間365日電話予約が可能なので、電話を取りこぼす心配がありません。
機会損失を防ぐと共に、スタッフは目の前の接客に集中できる点もメリットです。

顔認証AIシステム
AIが顔認証をすることで、非接触で決済が行える飲食店があります。
顧客は、支払い前にスマホに自分の顔とクレジットカード情報を登録しておきます。
支払いの際は、店舗のタブレットで顔をスキャンするだけです。AIが登録情報と顔を照らし合わせて決済を行ってくれます。
新型コロナウイルス感染症対策として推奨されているキャッシュレス決済。AIを使えば、端末に触れずに注文から決済まで行えます。
店舗のメリットとしては、導入が簡単な点とセキュリティ対策を軽減できる点があげられます。
飲食店の決済方法といえば、現金やクレジットカード払いが一般的です。
クレジットカード払いの場合、専用の決済用端末の導入が必要なため一定の導入費用がかかります。
ですが、AIによる顔認証決済はタブレットで行えます。クレジットカード用の専用端末よりも安いため、導入費用をかなり抑えることが可能です。
また、セキュリティの観点でもAIの顔認証決済はおすすめです。
AIによる顔認証決済の場合、顔情報とクレジットカード情報はクラウド上に保存されます。
店舗のタブレットには保存されないため、万が一盗難されたりウイルスに感染した場合も、個人情報流出の恐れがありません。

注文AIシステム

飲食店での注文は、店員に直接伝える方法やタッチパネルが一般的です。
これら従来の注文方法に加え、早く正確に注文を受ける方法としてAIの音声認識が注目されています。
AIには画像や文字を認識する技術の他に、話している言葉を理解する音声認識の技術もあります。
音声認識AIは精度の調整が必要なものの、多言語に対応できる点や、店員がいなくても注文できる点がメリットです。
注文の仕方はとても簡単。顧客は、座席に設置されているタブレットに向けて注文商品を伝えるだけです。
機械の操作に慣れていないご高齢の方も注文しやすい上、メニュー数が多い店舗でも効果的です。
「タッチパネルのどこに何の商品があるのかわからない」といった経験は、誰しもあるのではないでしょうか。
音声でメニューを検索できるようにすれば、大雑把な商品名を言うだけで該当のメニューを探せます。
また、AIの学習が進めば、店員に代わって顧客それぞれに合ったメニューを提案することも可能です。
例えば、「パスタが食べたい」といった顧客の要望に対し、「トマトパスタがおすすめです」といった返答ができます。
人手不足解消に加え、音声認識AIはこうした顧客体験向上の意味でも、飲食業界での活用が期待されています。

来店来客数予測AI
飲食業における課題の一つとして、来客数や売れやすい商品の予測が立てづらい点があげられます。
ランチタイムや仕事帰りといったおおよそのピークタイムはあるものの、予想していた客数を下回ることはあります。
また、日によってよく出る商品が変わることも多いのではないでしょうか。
AIなら、データを元に未来の来客数や売れ筋商品を予測することができます。
来店客数予測のAIでは、気象データや過去の来客データを元に、45日まで先の来客数が予測できます。
来客数を元にすれば、大まかな売上予測や必要な仕入れ量、スタッフ数の算出が可能です。
無駄な仕入れを防ぐことは、社会問題であるフードロス防止にもつながります。
実際、来客予測AIを導入したことで最大55%食材廃棄を減らした事例もあるようです。
また、来客数がわかれば必要なスタッフ数も割り出せます。
毎月のシフト作成にかかる時間が大幅短縮できる上、混雑時間に人手が足りない、逆に閑散時間に人手が余るといった心配がありません。
無駄な人件費の削減や人手不足解消にも効果的です。
1ヶ月以上先まで予測できることで、新規スタッフの採用計画にも活用できます。

飲食業におけるAIの実活用例

続きは以下、MatrixFlow記事をご覧ください(無料で閲覧できます)。


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【会社概要】
株式会社MatrixFlowは、「テクノロジーで世界をつくる」をミッションとするAIベンチャーです。大人から子供、ビジネスマンから学生、デザイナーからサイエンティストに至るまで、様々な人々がAIを活用し、素晴らしい着想を得たり、あっと言わせるクールな活動をすることを支援したいと考えています。その実現に向けた第一歩として、プログラミング不要のクラウド型AI構築プラットフォーム「MatrixFlow」を開発しております。また、様々な会社でのAI活用を推進するためにAIの受託開発・コンサルティング事業も行っております。

【会社情報】
設立 :2018年10月
本社 :東京都台東区
URL:https://www.matrixflow.net/
事業内容:ビジネスのためのAI活用プラットフォーム「MatrixFlow」の運営、および、AIの受託開発・コンサルティング


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