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ゼロから学ぶECビジネス ふかん編

おはようございます。ドドル・カンマネのあおけんです。

先日受けた健康診断で要再検査判定が出て、うすうす原因に気づきながらも、おっかしーなーなんでだろ、とつぶやいてみたドドル・カンマネのあおけんです。♯ただの呑みすぎ

さて、現在有給消化中で、来月から新しい会社・環境で新しい挑戦を始めるわけなんですが、(うすうす気づきながらも)昨夜自分に重大な弱点があることに気づきました。それは何か?

お客さんのビジネスを全く知らない。

ということです。これは深刻です。

これから日本に広げていきたいDoddleプラットフォームは、”EC・通販で買った商品を自分が好きな時に好きな場所で受け取れるサービス”を可能にするものです。

この仕組みを実現するには、EC・通販業界、物流業界、そして荷物を受け取る場所を提供してくれる Host Location Providerの皆様と一緒にビジネスを創っていかないといけないのです。

自分のキャリアを振り返ってもこれらの業界を内側から見たことがなく、土地勘がゼロです。前職では主に海外ベンダーが開発するコンシューマ向けソフトウェアサービスの国内&海外の事業開発・マーケティングをやっていたので、全く知らない業界の方々とお仕事をすることになる、ということがだんだんリアルに見えてきて少しでもこれは予習しておかないとまずいぞ、ということです。♯気づくの遅いね

ということで世界の素敵なサービスをご紹介するといったことは、今後ちょいちょいやるとして、直近はまず”EC・通販業界の大枠を理解する”に集中したいと思います。既に業界にいらっしゃる方からすれば、そっから?、な内容になると思いますが、そっから、です。

興味がある方は引き続きお付き合いくださいませ。

俯瞰したい

何かを新しく何かを学ぶ時、僕はおぼろげながらも全体像をまず掴みにいきたい、というのが強いです。

ネアンデルタール人とかの話から世界史を始めてディテールを詰めていって一番肝心な戦後の歴史の学習が三学期に時間切れでおろそかになる、あの感覚が嫌なんですね。(伝わりますかね。。)

ということで、Amazon Unlimitedの書籍の中からECに関わる電子書籍をいくつかピックアップして目次を見てたのですが、株式会社いつも、さん著のEC戦略ナビという本がいい感じでざっくり情報がまとまってましたので今日はその中のEC戦略ナビマップというのを自分流に整理しなおしたこのスライドをもとに話を進めていきたいと思います。

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作っているうちに元のチャートと全く違うものになってしまいましたが、自分が理解しやすいようにということで色々省略してますのでご容赦ください。実際、自社の直販サイトとアマゾン、楽天、ヤフーなどのモール展開とでどのようなオペレーションの差があるのか、今の僕にはまだわからないのでこのあたりの解像度は今後上げていきたいと思います。

こうして見ると、ECビジネスをやられている方って本当に考える領域が多岐に渡るな、と思います。

前職でマーケテイング部門の責任者だった時の話ですが、その時リスティング広告を出そうということになって専門の業者さんをいくつかあたってそのうちの一社さんにお願いしたんですが、クリック単価と購入率のさじ加減をギリギリのところでチューニングし続けるその労力とそこから溜まるノウハウみたいなものは、本当に片手間でできるもんじゃないなぁ、と思ったものです。

そういうプロたちが、上記すべての項目について存在していて、その中で自分のECビジネスに最適なサポートをしてくれるパートナーを探して全体のECビジネスをくみ上げるというのはある意味アートの領域にも思えます。

感心している場合ではない。。

ということで、ここではECビジネスを、①商品の調達、②販売後のリピート購入促進も含めた集客、③コンバージョンを最大化できるよう工夫をこらすサイト構築運営管理、そして④モノをできるだけ早く確実にお客さんに届ける物流、の4つの大きなくくりで整理をしてみました。

Doddleが担当するのは、このビジネスの構成要素の中でいうと物流の中の最終プロセス、ラストワンマイル、と言われる部分ですね。昨日お話したボピス&ボリス兄弟の領域です。

ECビジネスをしている皆さんの視点に(強引に)立とうとしてみると、いい商品を調達する(もしくは作る)、お客さんを集める、そのためのプロモーションとサイト運用が磨くべきポイントなので、配送の部分は正直よきに計らってほしい、って思いますね。

実際に自宅以外の場所で商品をピックアップする、返品する、という仕組みが運営するECサイトのリピート率向上に寄与するというのが数字で見えないとなかなか導入については前向きになれない、という運営者の方も多いかもしれません。みんながやり始めたら考える、という様子見は当事者目線でいうと当然です。

そういう意味では手あたり次第にお声がけではなく、未来志向、UX/CX至上主義のECカンパニーの方々で一緒に新しいエコシステムを作ろう、と乗ってくださる皆様をどう探せるか、ということになってきそうです。

そういう意味でいうとD2Cを掲げる会社さんは改めて相性がいいように思えてきました。

昨日たまたま発見したD2Cマニア的な方のNoteに国内外合わせて99社のD2C企業を紹介しているものがあったので最後に参考までにリンクを貼っておきます。がんばってあと1社見つければ100社だったのにね。

D2Cnote】海外44ブランド・国内55ブランドのサイトリンク集大公開(随時更新)

国内のD2C企業さんたちも個性的なコンセプトが多くて素敵です。お菓子、コーヒーのサブスクとか、幼児向け冷凍食品とか、完全食パスタとか皆さん尖っていていいですね。まさにダイバーシティー、個性の玉手箱やー。♯誰?

次回からは上の俯瞰図から掘ったほうがよさそうな領域を選んでダイブしていきながら、ECビジネスの解像度を上げていきたいと思います。


それでは、本日はこの辺で。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

今日もよい一日を。

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