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フリーランスを含む「文化芸術関係者に向けた支援」詳細を文化庁が公表【6月1日更新】

※こちらの記事の最新版は下記のものになります(7月8日更新)。最新記事をご確認ください。

-----以下は6月1日に投稿した記事となります-----

新型コロナウイルスにより大きな打撃を受けている文化芸術分野。5月27日に第二次補正予算案が閣議決定され、文化芸術関係者への支援詳細が文化庁より公表されました。規模は約560億円。第二次補正予算案における措置としては2つ。
【1】文化芸術・スポーツ活動の継続支援(新規・509億円)
【2】文化芸術収益力強化事業(拡充・50億円)

【1】文化芸術活動の継続支援

◆活動の継続に向けた積極的取組等に必要な経費を支援
◆対象はフリーランス・小規模団体の文化芸術関係者
◆支援額は最大で150万円

フリーランスには、簡易な手続き・審査により、活動費を支援(20万円程度)するとされており、それに加え動画収録・配信による活動の発信等「発展的取組」を行うことで、150万円までの応募が可能とされています。
小規模団体へは150万円までの活動費を支援。複数のフリーランス等が連携して取り組む共同申請も1,500万円まで(10者まで)応募可能となっています。

【2】文化芸術収益力強化事業

◆コロナ後を見据えた新たな市場開拓・事業構造改革の取組等を支援
◆対象は中・大規模の文化芸術団体(小規模団体の応募も可)
◆支援額は150~2,500万円/1事業を想定
対象とされる活動として、下記などが例として挙げられています。
・ 動画等による公演等の収録・配信(ウェブ、ライブビューイングや
それらのアーカイブ化によるコンテンツの充実等)の取組
・ 舞台裏ツアー・役者との交流などの体験コンテンツ(VRの
活用を含む)の開発

6月1日現在、応募期間や応援方法等の詳細は発表されていません。公募情報が発表され次第、更新いたします。

これらの文化芸術関係者への支援は「文化芸術への緊急総合支援パッケージ」として資料にまとめられています。今回新たに盛り込まれた「文化芸術活動の継続支援」にかかる、対象となる活動の詳細も記載されています。
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/sonota_oshirase/pdf/202005291800_01.pdf