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「オラファー・エリアソン展と蔵前散歩」

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東京都現代美術館で開催中のこちらの展覧会に行ってきました。
オラファー・エリアソンという方を知らなかったのですが、今回、実は娘にこの展覧会を教えてもらい、とても興味深く思い、ちょうど時間が空いたので行ってきました。
”アートを介したサステナブルな世界の実現に向けた試み”
こちらにも書いてあるように、地球環境と向き合った作品、それを表現するのも、利用する素材も、運搬方法に至るまでこだわりがあるというもの。
正直、なかなか理解するに難しいところもありました。
が、観ているときに、深い呼吸をしている自分を感じました。
初めて観た感覚、というのがあって、視点を変えることを抽象的なんだけど、実体験、体感させてくれる、そんな印象です。

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こんな風に、視覚的に感じる作品がいくつかあり、インスタ映えする、からなのか若い方が多くいるなと感じました。
これは新作だそうで霧に光を当て、虹を体感するもの。

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この展覧会の告知で使われているものですね。
「ビューティ」という作品です。場所によって虹の見え方が変わる。
捉える側によって、感じ方が変わる、ということを作品から学びます。
どれも空間を存分に使ったインスタレーションで、この時期のせいかお客さんも少なかったので、とてもゆっくりじっくり体感することができました。
中でもこちらの作品、タイトルにもなっている、「ときに川は橋となる」

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これ、私一番好きでした。水にライトを当てその反射が映っているのですが、水面が揺れるとこの映し出されるものが、まるで生き物のように踊り始める。
とても不思議で神秘的で、捉えようのない物事も、こうして形となって現れるということを視覚的に教えられたように感じました。
最後に観た、「フィヨルドハウス」について語っている映像。
これがかなり衝撃的で、アートか建築か、という問いに、そのどちらでもあり、どちらでもない、共創することで第3の世界が生まれる、そんな内容の話があって、この建築とともに深い感銘を受けました。
そして、オラファーの作品はこれからもっといろいろ観たい、と感じたのでした。
会期が変わり9/27 まで開催されています。

そして、存分にアートを楽しんだ後、蔵前散歩してきました。

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ほとんどが普通の住居なのですが、時折こうして素敵なお店に出会えます。
ウロウロしながらおなかが空いたことに気づく。
ランチしようかと歩いていたらダンデライオンチョコレートというカフェに遭遇。

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お昼はチョコドリンクになりました。スパイシーな味を選んだら甘ったるくなくてすごく美味しい。

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席の間隔が空いていて、とても贅沢な空間でした。

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その後、歩いていたら目を引くフラミンゴ

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函館に本店があり、今年の6月にこの蔵前のお店をオープンしたそうです。
革製品、主にバッグを販売されてますが、革に描かれたイラストもオーナーであり鞄作家の永嶺康紀さんが描かれているそう。
とにかくこのイラストが可愛くて思わずお店に入ってお話を伺いました。

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OZIO design
蔵前に行かれたらぜひ立ち寄って欲しいお店です。

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ポストカードも可愛かった。もう残りわずかでした。

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16,000歩
なかなか歩いた一日でした。足が棒。
観たい展覧会、行きたい場所が山積みです。
まだまだ余談は許さぬ日々ですが、気を緩めずに、でも行けるときに、自分の時間を満喫したい!と改めて思いました。
とにかく運動不足を解消せねば!!



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