PokerStarsをBANされました

1.はじめに

　はじめましての方は、はじめまして。そうでない方はお久しぶりです。glassです。(StarsName:glass100)

　タイトルの通り、私はPokerStarsをBANされました。といってもこれは最近のことではなく、一年半前(2018/5/17～)のことです。

　こう書くと何か悪いことをしていたんじゃないかと思われそうですが、もちろんチート行為等は行っていないです。しばらく時間が空きましたが、私の中でのポーカーに対する考え方が固まり、公開したほうがよいと考えたので投稿します。

　私についてご存じでない方は、自己紹介と今までのポーカーのキャリアについてこの自己紹介記事に書きましたので、読んでいただければ幸いです。また、note以外にGTO厨のポーカー日記といったブログを昔書いていたので、そちらも興味があれば読んでみてください。

2.何故BANされたか

　結論から申し上げますと、明確な理由は不明です。しかし、おそらくHeads-Up-Sit&Go(HUSNG)において多面でのプレイを行い過ぎて

①Botの可能性がある
②ポーカーのエコシステムに悪影響を与える

　この二つのどちらか、あるいは両方の理由でBANされたと考えられます。

　①に関して：後述するStarsとのやり取りで、本人がプレイしていることがわかるような動画を撮影しろと言われています。

　②に関して：これも後述しますが、Starsとのやり取りで本人が手動でプレイしていることは証明しています。しかしStars側が納得しなかったことを考えると、私のようなプレイヤーを排除する方向に動いているのかもしれません。(Botの可能性を潰したいだけならBAN以外の方法がいくらでもある)

　感想については本記事の4章で述べます。

3.BANまでの具体的なやり取り

　Starsとやり取りした画像15枚をそのまま載せます。
(一部、個人情報のため白消)

　文字で書くとこのような流れになります。

2018年4月下旬　SPIN以外に$30HUSNGをプレイするようになる。

2018/5/17　セキュリティ調査でアカウントを閉鎖したと連絡が来る。またいくつかの質問に答えるように要求される。2日後に返信。

2018/5/21　全身や周辺機器が見える状態でセッションの録画を要求される。いくつかの質問の後、5日後に録画を返信。

2018/6/22,7/25 返事を催促するが、待てと返ってくる。

2018/8/26　弊社とプレイヤーにとってお客様はも将来的にプレイさせないほうがいいと決意しました(原文ママ)と言われ、残高は没収されずに済むがプレイを禁止される。二日後理由を求めるが、お客様のアカウントはセキュリティ上のリスクがあると判断したため、またStars Group規約にアカウントの発行、維持、閉鎖の権利があると返される。

2018/9月～　友人を通してStars側の人と連絡を取ろうとするが、結局解決せず、BAN理由についても説明のないまま現在に至る。

4.時系列順に思ったこと、雑感

　はじめにStarsから連絡が来た時(2018/5/17)は、Starsは意外とちゃんと仕事しているんだなという印象でした。私自身も私がBotと疑われる可能性を感じていましたし、実際に他プレイヤーにチャットでBotだと疑われたことも複数回ありました。この時点では自分は無実であるのだから、早く凍結解除されるといいなと考えており、まさかBANされるとは思ってもいませんでした。

　１か月ほど経過した段階で少し雲行きがおかしいことに気づきます。本来は動画を送って確認した時点で解決する問題ですし、情報が不足しているならば再度録画や情報を求めてくればよいはずです。白黒の確信が持てないとしてもここまで長期間の調査は不要であると思い、この時点でStars側に不信感を抱きます。そしてアカウント残高の没収となった場合、無視できる金額ではない為どうしようか悩みました。

　3か月後BANの連絡が来た際、出金できるということにとりあえずは安堵した記憶があります。そしてその後の返信でStars側の取り合う気のなさを知り、友人を通して少しスターズ側に連絡を取ってみますが、私自身丁度忙しい時期でありポーカーに対する熱が冷めており、フェードアウトとなります。

　また、凍結後にちびちびやっていたPartyPokerも閉鎖されたため、本格的にオンラインポーカーをプレイしなくなりました。

雑感

　私のようなプレイヤーがStars側に都合が悪いということはレーキバックの変更等から承知していますが、それでもこのような判断をStarsが取るということには驚かされました。出金出来なかった場合のことを想像するとゾッとします。同時にオンラインポーカーのみを収入源とすることの危険さについても知りました。(もしオンライン専業だったら...)

　夏以降はオンラインポーカーから少し距離を置くということはBANに関係なく決めていたのですが、収入目的ではなく、趣味として$30~$100HUSNGで強者と戦っていきたかったので、それが出来なくなったことは残念です。

　（もし私のアカウント復活、もしくはBAN理由に関する情報をお持ちの方がいれば、是非posbk3@gmail.comまで連絡を下さい。お願いします。）

5.何故今BANされたことを公開し、ブログを書くのか

　BANされたことは実際に会った一部の人には伝えていますが、SNS上では公開しませんでした。その理由としては単純で、BANされたという記事を書くメリットよりも手間がかかるというデメリットの方が大きかったからです。(この記事を書くのにも、なんだかんだ5時間以上かかりました..)

　そして今になってBANされたことを公開し、noteを書こうと思った理由は４つです。

・ポーカーへの距離が決まった。
・記事を書く時間が出来た。
・自身のポーカーに関する歴史を残したかった。
・将来、何かの役に立つかもしれないと思った。

　自身がプレイヤーの時はわざわざ公開したくない戦略が多かったです。特に私はHeads Up SNGという簡単にバムハントされる環境にいたので、アンノウンに対する搾取レンジ(非GTO)がバレることは不都合でした。加えて、最近までポーカーやブログに使える時間もありませんでした。

　しかしそれらの制約がなくなった時に、ふと自分の人生の中におけるポーカーの存在感に気づき、今まで積み重ねてきた戦略や知識をこのまま腐らせて捨てるのは勿体ないと思うようになりました。また、これらを残しておくことで、もしかしたら将来何かにつながるかもしれないという考えもあります。

　2月からかなり時間が取れることになったので、この時間を利用して、力尽きるまで毎日更新しようと思います。

　中には有料記事もあるかとは思いますが、どうぞお付き合いください。

6.今後について

・コーチングについて、2020年の2月はnoteに集中するために受付を停止することにしました(既に連絡されている方については、予定通り行います)。3月以降に行うかは未定です。詳細はこちら。

・引退するような書き方ですがライブとかには行こうと思っているので、何かイベントがあったら誘ってやってください。

・たまに過去のブログのアクセス解析を見ると、2年も更新していないのに読んでくださる方がいて嬉しいです。もしまだ読んだことのない方は、この機会に是非読んでみてもらえると喜びます。