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自信とは養った感覚のことだった

今年はパリオリンピックでした。


観ていて改めて「挑戦」することの重要性を感じました。「挑戦」とは、未知の領域に足を踏み入れ、自分自身を試す行為です。失敗や迷いを繰り返すこともあり、めげそうになることも多いですよね。

しかし、振り返ってみると、その過程で得られた経験や感覚は非常に貴重なものとなり、何かあるたびにその経験で得た知識や教訓を思い出します。

また、トライ&エラーの積み重ねで心が鍛えられ、「これならいける」とか「これヤバいかも」といった予測機能が働くようになりますよね。

実は、これができるようになることを「自信」と呼びます。私たちは、トライ&エラーを通じて、自分の感覚に多くの情報を蓄え、その感覚を育てています。まさに「♪脱皮する毎日♪」ですね。

いうまでもなく、自信は自分自身の内なる声に耳を傾け、成長していくための指針となり、勇気の核となるものです。

スピリチュアルな観点から見ると、挑戦は魂の成長を促す重要なプロセスです。挑戦を通じて、私たちは内なる力を発見し、自己を超越することができるようになるからです。

挑戦には不安や恐れが伴うこともありますが、それらは成長の過程における自然な感覚です。

思い出してください。


小学校のときのプールって、入る瞬間はとても冷たいですよね。でも、いざ入って泳いだりはしゃいだりしていると、ほとんど気にならなくなります。それは、肌が水温に慣れるからです。挑戦もこれと同じです。

これと似ていて、どんな挑戦でも最初は不安や恐れがあるものですが、それに惑わされずに進んでいくと、成長を手に入れることができます。それは魂の成長のチャンスです。

自分の力を信じなくても良いんですが、でも、これまでの経験や失敗、成功は事実です。それを思い出し、そして今を見つめてみましょう。「あ、今、普通にしている…」と気づくはずです。

自分が育てた感覚に従って行動することで、私たちは新たな道を切り開くことができるのです。もちろん、包み隠さずに言えば、生傷が絶えないこともあるでしょう。

しかし、今をより充実したものにするためにも、スピリチュアルな視点で挑戦を俯瞰し、自分が育てた感覚を活用しながら、恐れずに新たな挑戦に踏み出すことが重要です。


写真は昨日のゲリラ豪雨直前の空。
妙にドラマチックでした。

どんどん光の加減が変わる。

なにかにぶつかり、迷い、挑戦し、失敗し、ということを繰り返すことになります。
しかし、そうやって自分で育ててきた感覚のことを、「自信」というのです。

養老孟司

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