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英語の授業記録

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勤務校での英語の授業記録やら、英語の教育に関する自分の意見やら、とにかく関係しそうなものを入れてみました。
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2019年10月の記事一覧

実績が出るとうれしい。

実績が出るとうれしい。

こんちくわ。
まてさんです。

わたくし、とある所で英語の教鞭を執っていまして、先日テストを行ったんです。

この授業のスタイルとしては、
1.リスニング
2.音読
以上です。(事細かに書くともう少しあるんですが、今回はそこまで重要でもないのでとりあえず大雑把に)

そんでもって、テストで選択式にして、音読した会話文の質問に合うものを選ぶ方式にしました。
そしたら、受講生の9割が正解していて、とて

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感覚?それとも知的?

こんちくわぶ。まてさんです。

さて今日は英語のお話。
題の通りです。

私は、言語を感覚的に捉えている部分が強いと思っていて、その感覚を当てはめて理解していくことが多いのです。
ただ、英語の教鞭をとっていて感じたのですが、「知的」なところに焦点を当てることが非常に多い。例えば文法の用語ですとか、訳読式授業ですとか。
もちろんこれらを全否定するつもりはありませんし、このような授業が時に身を結ぶこと

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ソーレン・シモンセン

ソーレン・シモンセン

こんちくわぶ。まてさんです。

これから大学時代のレポートを一部改変したものを、毎週一本ずつ何かしらの形で投稿していこうと思います。大したものではありませんが、ご覧いただけると幸いです。

今回は、「教職実践演習(中・高)」で書き上げた、「ソーレン・シモンセンの教育法」というレポートです。この授業では、一人1回、自分の選択した指導者や指導法について発表をするという、まさにゼミ形式で授業が行われまし

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ファシリテーターになるには。

こんちくわ。まてさんです。
「アクティブ・ラーニング」を行いましょう、なんて言われて久しい世の中ですが、どうすればいいのか、全くわかりませんでした。
この度、私なりの1つの答えにたどり着いたので、それをここに書いていこうと思います。

その答えは、「目的ある生徒主体活動をすること」でした。実はこれ、大学の「英語教育論」のレポートに執筆していたのですが(今度紹介します)、教職についてからそのことがバ

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席替えの、意外な効能。

こんちくわ。まてさんです。
だんだんと仕事である教育に関するnoteが増え、なんかよくわからなくなってきましたが、今回も仕事柄のことです。

私が担当している一部の授業では、毎回席替えを行なっています。科目が英語なものですから、ペアを組んで色々とやるのが他科目にくらべて非常にやりやすいんですね。まさに、習うより慣れよ方式です。(文法中心の授業だとそうもいかないので、さらっと解説してしまいますが…運

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英語って、なんで学ぶんだろう?

こんちくわ。まてさんです。

さて、前回「ファシリテーションのしかた」の中で登場した、英語教育論のレポートを今回は上げてみようと思います。この授業では、前半で英語教育の理論を、後半で模擬授業を行うという、なんとも教職科目らしい構成となっていました。講師の先生は、某県の公立学校で勤務していた方で、現在はある大学で教授をしているとのことです。

執筆テーマは、2部に分かれていまして、今回はそのうちの第

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