どんな男性として見られ、どんな女性とマッチしたいか。【100万部超シリーズを抱える小説編集者の攻略論②】
「伝わるプロフィール文を書く」「素敵なプロフィール画像を準備する」「年収は正直に書くべき？」……こうした細かい枝葉を考える前に、まずやるべきことがあります。それは
【どんな女性とマッチしたいか？】
【どんな男性として見られたいか？】
これがマッチングアプリ攻略における僕的二大テーマです。手当たり次第“なんとなくよさそう”な女性に「いいね！」を送るのはもうやめましょう。これらの具体的なビジョンが、高打率で納得感のあるマッチングを生むんです。
今回はこのテーマを意識しながら、具体的なプロフィール作りについて分析します。
2.マッチング率を上げるプロフィール作り
どんな女性とマッチしたい？ 具体的にイメージする
書籍の企画を立ち上げるときにまず行う【ターゲットの具体化】を、マッチングアプリでも行います。貴重な「いいね！」ですから、無駄撃ちは避けたいですよね。
その際に大事になるのが自分がリーチできる相手を知る――“身の丈を知ること”です。自分が好きなタイプの女性だとして、相手も自分を好きになる可能性はあるか？ もっと言えば、自分の好きなタイプの女性が求める男性像を、自分のプロフィールは叶えているか？ これも並行して考えて必要があります。
ライトノベルを読む外資コンサルマンは希有でしょう。なんたらヒルズに入っている書店がビジネス書や自己啓発本で溢れ、ラノベが一冊も置いてないのはそういうことです。
さてあなたアピールポイントを練るために、今一度求める女性像を具体的に描いてみましょう。ピンポイントでもいいんです。スモールスタートして拡げていく感覚で！
サークル（コミュニティ）から想像する
各種マッチングアプリでは「美術館が好き！」「カフェを巡りたい」などお互いの趣味嗜好を把握できるサークル（コミュニティ）機能がありあますね。アプリに慣れてくると、兼サー具合……ここにいる人ってだいたいこれも入ってるな、が分かってきます。
例として、『美術館巡りやカフェ巡りが好きな、ふんわりとした笑顔が似合う20代前半女性』をターゲットに設定してみましょう。
彼女はきっとカメラや映画、流行のシャレた台湾料理店も好きだろう。仕事に対するスタンスも、バリキャリというよりは好きな事ベースかもしれない……。そんな想像をしていくなかで、じゃあ彼女が好きな男って？ 文化系で、ファッションは清潔感とオーバーサイズも取り入れた今風で、一眼レフを手に旅する男。ガツガツせずに物腰柔らかく、カフェも一緒にいってくれる。そんな“お似合いなふたり”の光景が浮かんできませんか？
趣味が共通しているなら、そうしたある種のカテゴライズ・ステレオタイプから“好きそうな男性像”が逆引きできるでしょう。
プロフィール文は、そんな理想を叶えてあげる場です。
マッチしたい女性の理想の男性だとアピールする。多少はキレイな“理想”でいいんです。実際そうなっていけばいいだけですから。
（学歴や年収の嘘は絶対バレますし、面倒なだけなので非推奨!!）
プロフィール文の組み方 ～自分の強みを軸にする～
就活みたいなことを書きましたが、一緒です。
他の男性といかに自分を差別化するか。職業のレアリティや人気度、研究分野の面白さ、得意なスポーツ……。軸はあなたの自信あるモノであればなんでもいいですが、大切なのはその強みが
①プロフィール画像
②ひとこと
③プロフィール文
が三位一体となって、
④ターゲットに想定する女性
に刺さるかどうかです。
僕が今アプリをやるならどう組み立てるか、参入していた当時になるべく近くなるよう作ってみました。参考になれば幸いです↓
Tips① 男性が少ないコミュニティから探す
「ゲーム好き」「バイク好き」など、男性が圧倒的多数の場では競争率が高く、苦戦を強いられます。つらい話をしますが、30名のクラスに女子3人いたとして、僕は上位男子3人に入ることはできません。それを自覚し、女性が半数以上のコミュニティからタイプの女性を探すことでマッチしていきました。その方が結果的に自分と同じレベルの女性と当たる率が上がります。
男趣味のサークルより、自分の手札を見て女性ウケしそうな趣味・興味を軸に展開していく感じですね。
Tips② 「いいね順」ではなく「新着順」
あなたがもしアプリが必要ないくらい容姿端麗で年収も高い男性でしたら「いいね順」でいいかもですが、僕みたいな一般社会人は絶対に相手にされません。いいねトップ層女性が望む男性像が僕ではないからです。「いいね！」をたくさんもらう女性はもちろん倍率も高いですし、初期に「いいね！」をしていたら僕でもマッチできたかもしれない相手でも、システム上女性の格だけがどんどん上がっていきます。
なのでオススメは「新着順」による青田買い。女性がアプリを始めてまもないタイミングで、今回分析した需給のマッチができれば、他のより好条件の男性が現れる前にマッチすることができます。
次の記事では晴れてマッチングしたものの、なかなかデートが決まらずに面倒になっちゃったり、相手から返事がこなくなったりする方に向けて、自然にデートに誘えるメッセージについて分析します！
反響があれば筆が乗りますので、ぜひフォローとスキ、気になる点あればコメントもお待ちしています。
お借りしたイラスト：shigureni free illustさま
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