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【社員インタビューVol.1】 “世界にご当地ラーメンを作りたい” ラーメン大魔王・神谷の野望

本連載では、MATCHAのメンバーにインタビューを行い、会社の裏側やメンバーのバックグラウンドをお届けします。今回はWebディレクターとして八面六臂の活躍をしつつ、ラーメンライターとしても活動する神谷和紀に、MATCHAの良さやインバウンドの未来について話を聞きました。

5分で決まったMATCHAへの入社

ー最初に、MATCHAとの出会いを教えて下さい

MATCHAで一番のワイルド男子・神谷。目の前にいるのは、MATCHAの公式キャラクターの「まっちゃん」

もう覚えていないくらい昔の話ですね。5年以上前にたまたま代表の青木さんと出会って、それからもたまにご飯に行ったりする仲になりました。MATCHAでも記事を書いたりと、なんだかんだで長い付き合いが続いています。

入社のきっかけも、そんな付き合いの中で生まれました。

元々は大手のIT系企業でエンジニアとして働いていたんですが、2017年にちょうど前職を辞めて、半年くらいぶらぶらしている時期に、青木さんからまた声をかけてもらったんです。当時いくつかオファーを受けていた会社があったんですが、その中からMATCHAを選びました。

採用は5分で決まりましたね。

ー5分はすごいですね!

履歴書も書かなかった。

いまは前職とは違ってディレクターとして働いています。MATCHAの状況として、技術のことがわかってプロジェクト管理ができる人間が必要だったようで、エンジニアリングもしつつマネジメントの経験もあった自分がちょうどよかったんだと思います。

ーいくつかの企業からMATCHAを選ばれた理由は?

まず、オファーを受けた会社の中で、入社を検討したのは全部旅に関わる会社でした。「旅系の会社」と決めていたわけではないですが、もともと旅が好きだったので。

その中でMATCHAが関わっている、インバウンドという業界の可能性が魅力的でした。

元々旅好きだったという神谷。折を見て、国内国外を問わず旅行している。こちらは2018年春に京都の瑠璃光院へ行ったときのもの

前職の仕事に比べて、MATCHAはどこが違いますか?

“外に出る”機会の多い点が嬉しい変化ですね。前職は社内の問題を解決する役割だったので、どうしても会社にこもりきりだった。MATCHAではクライアントの自治体を訪問することも多く、兵庫県篠山市などは担当者さんとも非常に深い話ができるようになりました。

神谷の担当する兵庫県篠山市の海外向け公式サイト

旅好きなので地方に行けるのは単純に嬉しいんですが、各地域のインバウンドに対する意識を見られることも、仕事に生きています。

篠山市はのんびりとして、町並みもよくて訪日客にもオススメしたい旅先である一方、地元の方の中には外国人の受け入れにあまり積極的でない人もいる。そのあたりを自分たちが変えていければ、と思えるようになりました。

ちなみに自分はヘヴィメタルの大ファンでもあるんですが、先日、日本遺産大使に任命されている、元メガデスのマーティ・フリードマンさんにお目にかかる機会があり、最高の思い出になりました。それから数週間、ハイテンションに仕事を進めることができてます。

クライアントの問題を、踏み込んで解決する

もうひとつは、今の話とつながった話ではあるんですが。「外部の人とやりとりするところ」が新鮮です。

前職は社内でことが済む場合が多かったのと、「進めてから考える」社風もあり、話が早かった。

MATCHAはクライアントが自治体さんや大手の企業さんだったりするので、クライアント内の事情でことが思うように進まないこともある。

そのあたりにカルチャーギャップを感じつつも、新しい発見がありました。いまはメンバーとチームワークで問題を解決しています。

クライアントの事情を汲みつつ、問題があれば踏み込んで解決する力と社風は、MATCHAの強みじゃないでしょうか。

MATCHAのよさは、日本人と外国人の垣根がないこと

会社の共有スペースにて。MATCHAはメンバーの約3分の1が外国籍社員

MATCHAのいいところは、海外のメンバーがたくさんいて、なおかつ自然に溶け込んでいるところですね。

前職にも海外メンバーはいたのですが、どこか特別な存在と見られていました。

MATCHAのメンバーはみんな日本語が堪能ですし、日本人とも垣根なくコミュニケーションできている。それは海外目線のサービスを作るためにも生きていると思います。

年800杯食べ続け、ラーメンのエキスパートに

ー神谷さんといえば「ラーメン」のイメージが社内にもあります

ラーメンは昔から好きで、上京の理由も美味いラーメン屋がある東京に行きたかった、というのが一番の理由です。

学生時代から少しずつ自分のブログやいろんなメディアでラーメンに関する記事を書くようになって、いつの間にか「ラーメンライター」「ラーメン大魔王」「ラーメン王子」みたいな肩書やあだ名で呼ばれるようになりました。

多い時は年800杯以上ラーメンを食べていて、気づいたら「ラーメン 新宿」「ラーメン 渋谷」とGoogleで検索したら、自分が別のメディアで書いた記事がトップに表示されるようになりました(2018年6月現在)。

ラーメンの話題で、自然と笑顔がこぼれる神谷

そこまでやっていたら、ラーメン屋を見たら「ここは女子にウケるな〜」「ここはサラリーマンにオススメだな」とすぐにわかるようになりました。逆に年齢、性別、好み、エリアを言ってもらえれば、「君にはここのラーメンがぴったり」と瞬時に答えることもできます。

ーどういうことを考えながら書いているんですか?

他のブログでラーメンを見て、「せっかくおいしいラーメンなのに(写真がいまいちで)可哀想」と思うことがよくあるんです。だから自分はおいしさが伝わる写真を撮りたい。

それから、ベビーカーが入れるような広さなのか、待ち時間はどれくらいなのかなど、いろんな人の目線でお店をチェックして、記事にも活かそうとしています。

MATCHAをもっと前のめりな会社にする

ー神谷さんの力で、MATCHAを、日本のインバウンド観光をどう変えていきますか?

もちろん会社としての目標に貢献したいという気持ちがあります。そのためには自分の前のめりにガツガツ攻めていく姿勢を、MATCHAの文化に加えたいですね。

趣味で格闘技も嗜む神谷。MATCHAで一番の前のめりな肉食系だが、みんながここまでになったら困るかもしれない

日本中のイケている企業、自治体をパートナーに、ワクワクしながら日本をもっとイケている国に変えていきます。

世界各国に“ご当地ラーメン”を作りたい

もうひとつ、海外の力も借りて、よい日本文化をもっと盛り上げたいという思いもあります。

例えばラーメン。日本のラーメンは世界一美味しいので、海外の方に日本でラーメンを食べてもらうことで、業界をさらに一度盛り上げたい。

これは個人的な目標なんですが、海外でご当地ラーメンを作りたいという夢があります。

正しい日本のラーメンの文化を教えつつ、タイならタイの、エジプトならエジプトの、その国ならではのラーメンを生み出したいんです。

それから「外国人はマナーが悪い」ということを言う人がいますが、マナーが悪い人は日本人にもいる。MATCHAの力でマナーの問題を解決したいし、受け入れ側のマインドも変えたい。

みんながハッピーになれるような状況を作っていきたいですね。

編集部コメント:MATCHAのミッションは、「日本の価値ある文化を時代とともに創っていく。」こと。神谷の「世界のご当地ラーメンを作りたい」という思いは、そんなMATCHAの思いにも通じる部分があります。MATCHAには神谷を始めとし、インバウンドや日本観光、日本文化に対して、熱い気持ちを持ったメンバーがたくさん集まっています。この記事を読んで興味が出た方、MATCHAという会社に仕事を依頼したいと思われた方は、この記事にコメントするか、こちらよりお問い合わせ下さい。

制作裏話

インタビュー中ずっと神谷に握られ続け、まっちゃんはすっかり平たくなってしまったのでした。


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