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アメリカ在住者による、海外初の成功事例「鹿児島のお茶を世界へ!」〜越境クラウドファンディングJapan Tomorrow〜

皆様、こんにちは。2月に入り、徐々に暖かな日が増えてきました。
今回はJapan Tomorrow成功事例第3弾として、目標金額20万円を達成した「Japanese Green Tea」のプロジェクトについて紹介します。

Japan Tomorrowとは

Japan Tomorrowは「想いなら、海を越えられる」をコンセプトに、日本語・英語・繁体字・タイ語の4カ国語に対応した越境クラウドファンディングです。海外からの支援を受けることができるのが最大の特徴で、プロジェクトの掲載には初期費用・掲載料不要。海外へのプロモーション、資金調達、素敵なプロダクト・商品の開発や販売、テストマーケティングのツールとして幅広くご活用いただけます。

Japan Tomorrow起案ストーリー

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今回行ったのは、鹿児島県産の日本茶の素晴らしさを世界へ届けるためのプロジェクトです。Japan Tomorrowでは初の「商品」を扱う内容となりました。

起案者は14歳の頃に日本からアメリカへ移住した西田圭さん。日本が誇れる文化の1つとして、高品質なお茶に目覚め、現在は日本茶のブランドを運営しています。

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西田さんが運営する日本茶ブランド「KAGOSHIMA TEA」の公式サイト

海外からJapan Tomorrowに参加しようと決めた西田さん。その理由は一体何だったのか、ご本人にお話を伺いました。(以下インタビュー形式)


「コロナ禍でも出来る、日本の魅力を発信すること」

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日本は朝10時、アメリカは17時というインタビューがスタート。プロジェクトが終了して安堵する西田さん(右上)

——本日はよろしくお願いします。まず、Japan Tomorrowに関わるきっかけはなんだったのでしょうか?

西田さん(※以下敬称略)自身がMATCHAのユーザーであると共に、MATCHAが運営するFacebookファンコミュニティ「Travel, Study, and Living in Japan - MATCHA Share」に参加していたら、MATCHAの皆さんからメッセージをいただいたのがきかっけです。

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西田:Japan Tomorrowの取り組みを知った時は、コロナの中で様々な事を諦めている企業がある中でとても新しい動きだと感じ、起案することに決めました。元々、海外に居ながら日本の文化を伝えていきたい気持ちでビジネスをしていたので、Japan Tomorrowの理念はとても共感できました。

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——西田さんは、Kagoshima Teaの他にもお茶のブランドを運営されていますが、なぜ今回は鹿児島のお茶だったのでしょうか?

西田:MATCHAやJapan Tomorrow自体が台湾やタイなどアジア圏からのサポーターが多いと感じ、自身が運営するブランドの中でも日本に拠点を置く「Kagoshima Tea」を中心にプロジェクトを実行することに決めました。支援者へリワードを送る際の送料のハードルを考えた上での決断でした。

💡 ポイント
弊社が運営する「MATCHA」は繫体字版のファンが根強く、西田さんの「日本茶」という商品は受け入れられやすいです。


——プロジェクトを起案する際に、意識したことはどんなことでしたか?

西田:正直ここが1番難しかったです。クラウドファンディングは「新たな何か」を始めたい時に行うイメージが強かったのですが、私たちは既に商品を持っているし、「旅」に関するものでもなかったので、どうまとめるかが大変でした。Covid-19の文脈を含めるべきかどうか?とかね。

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西田:一方で、日本茶を世界に広めたい気持ちは強くありました。MATCHAの皆さんとメールでやり取りをしながらフィードバックをもらい、その想いを素直に伝えるストーリーにまとめていきました。

💡 ポイント
Japan Tomorrowとしても「商品」での起案は初めての試みでしたが、海外に向けたプロジェクトのストーリーを一緒に考えました。


——着実に準備を進め、2020年12月1日、無事にプロジェクトがスタートしました。プロジェクトが開始したら、どのようにプロモーションをしたのでしょうか?

西田:実は、Kagoshima Teaというのは、去年から始まったブランドなのですが、あまり外部には公表していなかったんです。メインブランドであるJapanese Green Tea Companyには既に数万人の顧客がいるので、「新しいブランドを始めました」というお披露目メッセージと共にJapan Tomorrowのプロジェクトを紹介しました。Japan Tomorrowでの登場がブランドとしての最初の一歩だったわけですね。

💡 ポイント
既存のお客さんにプロジェクトのスタートを報告するのは、クラウドファンディングでは非常に重要なプロモーション手段です。


——最後に、Japan Tomorrowに参加してみてどうでしたか?

西田:Japan Tomorrowは色々な人の状況を助けるサービスになっていると思います。続けてほしいユニークな取り組みです。そして今回のプロジェクトを通して、日本の人々も買ってくれたのがとっても驚きました!このサービスを通して普段はなかなかできない体験と、思いがけずとても良い人達に出会えたと感じました。


——今日はお時間ありがとうございました!


MATCHAとして実施したサポート

Japan Tomorrowでは、メディアMATCHAの読者にもプロジェクトを知ってもらうために「MATCHA」の中でのバナー掲載を実施しています。今回は、日本語、英語、繫体字版のバナーを2種類制作し、記事内にバナーを表示させる施策を行いました。

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普段記事を中心にMATCHAを知ってくれているユーザに対してJapan Tomorrowをアピールすると共に、入り口として西田さんのプロジェクトをバナー化し、表示させることができました。


まとめ

冒頭にも述べたとおり、今回は初めての「海外在住者による起案」でした。また、Japan Tomorrowとして初の「商品」を中心に取り扱うプロジェクトでしたが、無事に成功に導くことができました。ぜひ今後越境クラウドファンディングに挑戦したいと考えている方の参考になると嬉しいです。

弊社のビジョンは「日本の価値ある文化が、次代とともに残っていく。」です。Japan Tomorrowでは、コロナ禍でも未来の訪日旅行客に向けたプロモーションや、海外の日本ファンの方にアプローチしたい方々を応援します。これからも、日本全国様々なプロジェクトが並んでいきます。

プロジェクト掲載にご興味がございましたら、どんな些細なことでも構いませんのでこちらのフォームからお問い合わせください。


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