移動本屋 vol.73 札幌デパート3日目
概要
営業時間
11/30(水) 10時半〜18時 7時間半
天気
くもりときどき雨
場所・立地
札幌市の駅近くにあるデパートでおこなわれた3日間の催事イベントに参加させていただいた。出店者はほかに4組で、焼き菓子、植物石鹸、日本茶、ドライフラワーのリースの方々とご一緒させていただいた。平日開催ということもあってか、人通りはあまり多くない一日。
★選書について
ギフトがテーマのイベントなので、きれいめな新刊本を中心にもってきた。
大テーブルの上に平置き中心にディスプレイしてみた。左手にブルーシープや土曜文庫など、色鮮やかな文庫をおき、右手に大判本の画集や写真集・絵本(AINUやマンダラ本)などをおいてみた。内容は、カルチャー(詩集、短歌、随筆、画集など)にかなり寄った選書に。読みやすくてかわいいZINEも前に出してみるなど展示感を出してみた。
全部で50冊もないが、デパートだとそんなに動かないだろうと思い、3日間で持ち帰る量をなるべく減らせたらなぁという気持ちをもって臨んだ。
★全体的な所感
やはりお客さんはまばらだったものの、昨日に比べるとまたたび文庫のお客さんが6組、新規の方も2組ほど、来てくださってうれしかった。
知り合いつながりではない新規のお客さんは、純粋に本に興味をもってくれる方なので、結構うれしい。「コジコジ」と「伊藤野枝の手紙」については、新規の方がご購入くださった。前者は若いお母さんで、コジコジずきなお子さんへのプレゼント用、とのこと。後者の方は、本が好きで、昔紙面のデザインをやっていたこともあるそう。杉浦康平とか、和田誠などの界隈に影響を受けてきた、とおっしゃっていたので、またたび文庫が扱うカルチャーよりの選書を気に入ってくださった。せっかくなので1冊、というときにおすすめしてみた。お客さんが何を求めているかあまりわからないときには、自分がすなおに面白いと思った本の部分についてお伝えする、というのが一番親切な営業トークなのかもしれない。
★全体収益
¥18809 14冊
①コジコジにきいてみた
¥1100
②金子光晴詩集
¥800
③戦争と人間 マヤコフスキー
¥1040
④海の辞典
¥1350
⑤タゴール詩集
¥1100
⑥名字の話 柳田国男
¥654
⑦心の対話 岡潔 林房雄
¥2017
⑧お茶セット
¥1000
⑨生きるはたらくつくる 皆川明
¥1540
⑩線と管をつながない 好文×全作の小屋づくり
¥2783
⑪伊藤野枝の手紙
¥2035
⑫日本のめざめ 岡倉天心
¥735
⑬私の生活技術 アンドレ・モーロワ
¥875
⑭金子光晴の詩と真実 茨木のり子
¥880
⑮菊と刀
¥900
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