古代からの治療法?カラーセラピーと「チャクラ」の関係
カラーセラピーの歴史
各国で始まる「色彩療法」
色彩療法の起源は古代に遡りエジプト、インド、ギリシャ、中国と言われています。
色彩療法とは、色が発するエネルギーとパワーを利用して癒す方法です。
レーザー技術のない古代では、色が太陽に透けて見える薄い布を使う事。また必要な効果を持つ色の布を衣服として患者に着せたり、その色の塗料を体に塗ったりする方法をとっていたそうです。
また、患者が飲む水や食べ物の器に色が透ける布を被せて太陽光を当てる事で、その色のパワーを水に入れるという方法も。また病室とされる部屋を効果的な色に塗り、その中で患者が過ごす事で治療したりと当時から色のパワーは確立されていたそうです。
特に古代の方がスピリチュアル的な考えも強かった事もあり、当時の人は「心と体がつながっている事」をすでに理解していたようです。その為色が心に作用し心から体へと治療効果を促すという事が自然と浸透しています。
チャクラもカラーセラピーの一種
インドの伝統的な考え方である「チャクラ」では色と体の関係を重要視しています。各部位にそれぞれ色わけして考えられます。
赤 第一チャクラ
生存欲求(尾てい骨・生殖器・足)
オレンジ 第二チャクラ
自我・自立(下腹部)
黄色 第三チャクラ
神経・思考(胃・鳩尾)
緑 第四チャクラ
調和・愛情(胸部)
青 第五チャクラ
コミュニケーション(喉)
ロイヤルブルー 第六チャクラ
直感力(眉間・額)
紫 第七チャクラ
精神的な要素(頭頂部)
人には7つの色のチャクラがエネルギーの中心として存在するという考えが「チャクラ」と呼ばれます。そして各部位のチャクラが車輪(サンスクリッド語で「チャクラ」を意味する)のように正常に回転していれば健康で、その流れが止まったり動きが悪いとその部位は不調であると考えられています。
各部位のバランスを整え、足りない色を補う事で体だけでなく心も安定し心身共に健康な状態になります。現代のカラーセラピーでも足りない要素を色の効果で補うなど、発想は違えど手段は同じです。
現代でも色の効果は様々なフィールドで使われています:音楽、医学、哲学、物理学、科学、心理学、経済、ファッション、インテリア、芸術、生物学、民俗学など。
初めて会ったのにそんな気がしない、なんか同じオーラ(雰囲気)を感じる人、もしかしたら色が関係しているかもしれませんね。また同じオーラの色を持っているのかもしれません。適当に選んだ色があなたのオーラの色や、欲しい効果を表しているのかも。そう考えると日々の選択の一つが自分を確認するヒントに思えてきますね。