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allbirds(オールバーズ)

「これは裸足ではかなきゃね」特にWOOL RUNNERSは絶対。最強のD2C&サスティナブルブランドはNZとSFの2人だから生まれたのかもしれない。

2017年11月San Franciscoへの出張時に、Retail Next社CEOのAlexeiにFounderのTimを紹介してもらったのが初めてのallbirds訪問。この出張時に私はちょうど「Sustainabirity」(サスティナビリティ)という言葉を知り、その意味をallbirdsで理解した。ニュージーランドのメリノウールの心地よさと日満支油(Castor Bean Oil)から作るインソール、すべてが再生できるばかりか、洗濯までできるとか、Timからその話を聞き、お店で履いてビックリ。結果はシンプル、私は3足買っていた。

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   (2017年11月 サンフランシスコ店)


Timは故郷のニュージーランドで有名なプロサッカー選手でスニーカーを熟知していたこともあり、愛するニュージーランド産のサステイナブル素材でシューズを作ることになるのは自然な出会いだったようだ。そして、もうひとつの自然な出会いがバイオテックエンジニアで再生可能資源の専門家だったFounderのJoeyとの出会いだった。現在は、WOOL RUNNER以外にもTREE RUNNERもあるが、素材にブランドアイデンティティのひとつがあるallbirdsにとって二人がWOOL RUNNERを創りあげたことがブランドストーリーのはじまりだ。

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   (2017年11月 サンフランシスコ店)

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   (2018年1月 ニューヨーク・SOHO旧店舗)

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   (2018年1月 ニューヨーク・SOHO旧店舗)


そして、2016年あのStarbucksのFounderであるHoward Schultz の投資会社がallbirdsに$7.25M出資した。現在の出資者には驚くべき出資者もいる。ハリウッド俳優のレオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)だ。2018年熱心な環境保護主義者で気候変動問題担当の国連平和大使なども務めるそんなレオ様がallbirdsの出資者でもある。


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私の中でWOOL RUNNERのフラッグシップモデルはクラッシックのNatural GreyにLight Grey Soleの組合せ。すでに2足履きつぶし3足目だ。Natural Greyの霜降り感がお気に入りである。最近ではマニア化が進み、国&ストア限定モデルもついつい買ってしまう。LondonでもNew Yorkでも、まんまと限定モデルを購入してしまった。(ロンドンモデル&ニューヨークモデル)そして、ストア限定モデル以上にすばらしいのが、コラボレーションモデルである。


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(2019年6月 ロンドン・コヴェントガーデン店)


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 (2018年1月 ニューヨーク・SOHO新店舗)

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 (2018年1月 ニューヨーク・SOHO新店舗)


allbirdsはコラボレーションの在り方が素敵である。SiteではOur Partnershipsになっているのがその表れでもある。2016年のHometown San Franciscoのトリビュート、2017年のさらなるHometown NZ Wellington、そしてDowntown LAとその地元のネイティブブランドとの関係が伝わってくるイメージカラーによるコラボレーションモデルはきらびやかではないが、allbirdsというブランドの在り方を理解するためにはむしろフィットする。2017年後半から異業種とのコラボレーションを開始、Google Ventureが出資した機能性アクティブウェアブランドOutdoor Voices、2018年には日本でも有名になったNY発人気ハンバーガーブランドShake Shackとコラボは続いていく。最近のコラボで最も話題になったのが2019年Jaden SmithのJUST WATERとのコラボレーションだろう。Jaden Smithとはアメリカの誇る人気俳優Will Smith(ウィル・スミス)の息子(映画「幸せのちから」の共演で有名に)である。


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    (2020年1月 中国・上海店)


そんなallbirdsが満を持して2020年1月日本での展開をスタートした。2018年SF、NY、LONDONと展開、そして米国国内での展開と共に、2019年4月、アジア展開を中国上海から開始、中国内計3店舗を展開した上での日本上陸になる。海外においてはオフライン(リアル店舗)より先にオンライン(EC)を先行するケースが多かったallbirdsであるが、日本においてはオフラインが先行し、オンラインは後発になった。

先行オープンしたオフラインの日本での業績も素晴らしい結果だと聞いている。allbirdsにとって商品における繊細な心地よさを大切にする日本市場はフィットする市場だと確信している。TimやJoeyのブランドに対する想いを理解する友人かつ、allbirdsの大ファンとして今後も支持し続きたい。


(以下 2020年1月東京・原宿店レセプション)

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#オールバーズ #allbirds #サスティナブル #サンフランシスコ    #ニュージーランド #世界一履きやすい靴

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