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あなたが知らないアジア産コーヒーの世界

アジアの国々を訪れるたびに、そのお国柄が出るコーヒー文化に魅せられて来ました。

台湾、ベトナム、タイ。これらの国のコーヒー文化の共通点は「地産地消」ができるということ。

そうです。台湾も、ベトナムも、タイも、コーヒーが生産されています。
そして、そのコーヒー豆は輸出され他国に渡るだけでなく、自国内でも高い技術、能力を持ったロースターによって焙煎され、洗練された技術を持ったバリスタの手で供されています。

日本も沖縄などでコーヒー豆を生産している農家さんもいらっしゃいますが
コーヒー豆を「地産地消」するというのは、僕みたいなコーヒーフリークにとっては憧れの世界であります。

台湾では、阿里山という有名な山で取れる阿里山コーヒーが注目されていて
「鉢大珈琲」という西門町にある伝統ある喫茶店で楽しむことができました。希少種であるので、かなり高価なものではありますがその風味は、他国のものとは全く違うベリー系のスッキリとした香り高い味わいで一度は体験しておきたい逸品であります。

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台湾 蜂大珈琲さん

昔からの伝統ある喫茶店で、種類多くのコーヒーがいただくことができます。台北歩きに疲れたら、ふらりと立ち寄って見られることをオススメしたいです。僕は、台北・西門町にホテルを取ることがあって、夕食後にお邪魔しました。

そして、ベトナム。

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僕が仲良くさせてもらっているベトナム・Future Coffee Farmのトイさんをはじめさらに生産されるコーヒー豆の品質の向上を目指して、コーヒーチームも精鋭部隊になっています。アラビカQグレーダーであるHòa Nguyễnさんの立ち上げたStone Village Coffee Lab & Training Viet 


などの活動、活躍を見ているとかなり刺激を受けますし、ベトナムコーヒーの未来に心からワクワクします。
ベトナムコーヒーの快進撃は、masuocafeでも取り扱っています。

さらに、タイ。

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タイもチェンマイなどをはじめ、北部でのコーヒー豆の生産が盛ん。
僕が旅行記を書いているnoteにも書きましたが、タイもかなりクオリティの高いコーヒー豆を生産していてさらにそれを提供するコーヒースタンド、カフェ文化のクオリティもかなり高いです。
ご興味があれば、僕の書いたnoteをご一読頂けたら嬉しいです!

さらっとではありますが、こんなふうにアジアを周遊する中でその国々の
アジア諸国のコーヒー文化に触れるたびに、僕はその魅力にどっぷりとハマるようになりました。

コーヒー業界には、環境問題を起因とする「2050年問題」というものがあります。2050年問題とは、コーヒーベルト北緯25度から南緯25度の間に限られていますが地球温暖化の影響で、アラビカ種の生産が現在の50%程度減少する可能性があると警鐘されている問題です。もし実際にそうなると僕たちの国にもコーヒー豆が十分な量は供給されず、値段は高騰し、気軽にコーヒーが飲める今の状況は一変してしまいます。そんな状況の中、アジアの生産地の存在はとても心強いものなのです。

そんなふうにアジアに着目している僕はmasuocafeのニューラインナップとして、ミャンマー産のコーヒー豆を仲間入りさせました!
急速な経済発展させているミャンマー。かつては大麻の原料となるケシの栽培が盛んですが、さまざまな生産者支援もあって
ケシ栽培の栽培環境と似ているコーヒー豆栽培に切り替える農家さんが増えています。SCAAというアメリカのスペシャルティコーヒーの祭典でも、ミャンマー産のコーヒーは好評を博し新たに注目を集めている国です。

masuocafeでは、こちらミャンマー産 星山


をはじめ、ベトナム産FINE ROBUSTA 


インドネシア産のトラジャ ママサ 


などを取り揃えています!

昨今のアジア産のコーヒー豆の快進撃をぜひお楽しみ頂けたら嬉しいです!

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