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夜明けの1杯のコーヒーが、人生のクオリティを上げてくれた。

おはようございます。

オンライン自家焙煎コーヒーショップ masuocafeの
コーヒー豆焙煎士 ますおかゆうすけです。

今日は、僕の「朝の習慣」について書きたいと思います。

僕は、自宅兼アトリエの工房で、朝の6時くらいからコーヒー豆の焙煎を始めます。

起床時間は、朝の5時すこし前。季節が夏であれば、少し明るみが出てきている時間帯で、日中の暑さの予感こそあれ心地よい涼しさがある時間。冬であれば、まだ朝日の気配などなく、真っ暗。吐く息は白く、寒さが身に沁みます。僕は、そんなほとんど人が起きていない静まり返っている時間の特別な雰囲気が好きなんです。

Wake Up & Get Up!!
と勢いよくベッド起き出し、アトリエに向かってコーヒーを淹れます。
コーヒー豆は異なる風味のものを、常時3種類くらい用意しています。その日の気分でコーヒー豆を選びます。

誰よりも早く起き出して、ゆっくりとコーヒー豆を挽いて、じっくりとドリップしながら、身体の周りにまとう香りに包まれるのは最高に幸せを感じます。

よく「早起き」は苦手だ、という声を伺います。そんなに早起きして素晴らしいなんて、褒めていただくこともあります。

でも、僕も、学生時代や20代のころは、早起きが苦手でした。
大学生の頃なんて昼過ぎまで寝てしまって、午前中の講義をサボるなんてことは日常茶飯事でした。

あるときから、突然一気に早起きができる、朝型人間になりました。

それは、早起きの気持ち良さに気が付いたからです。

僕だって、ベッドの中で、自分の体温で暖かくなった布団で、ぬくぬくとしているのは好きです。でも、それ以上に、ガバッと起き出して、美味しいコーヒーをゆっくりと飲む朝時間は気持ちがよく、そちらの時間を味わいたいのです。人間は心地よい方に進む生き物ですから、どれが自分にとって心地いいかだけなんだと思います。心地いいことをやっているだけなので、早起きを褒めてもらうとちょっと恥ずかしい気持ちになることもありますね。

ゆっくり、じっくり、ていねいに、淹れたコーヒーを片手に
アトリエの大きなテーブルに座ると僕は一冊のノートを開きます。

ゆっくりと朝のコーヒーを楽しむ時間に、僕はこのノートにいろんなことを書き出します。特に、自分のやりたいことや、欲しいものとかを書き出して行くんです。夢を書き出すノートです。

ちょっとかっこわるいかもしれませんが「夢ノート」といえるものだと思います。

日々忙しくさせて頂いていると、どうしても目の前のことで精一杯になってしまって、「本当にやりたいこと」ができないどころか、見えなくなったり、自分でわからなくなってしまいます。

サラリーマン時代は、まさにそんな感じでした。
日々の業務で手一杯。帰宅も遅いですから、自然と出勤のギリギリまで寝て、仕事のためだけに起きて、仕事のためだけに寝る。やりたいことや、まして人生の「夢」なんて、まさに夢物語。

「これじゃ、奴隷じゃないか・・・」
そんな想いに支配され、焦りまくったサラリーマン時代でしたね。

その後の流れは、割愛しますが
僕は、「早朝のノート時間」を1日のタスクの中で一番大事にする時間にするようになりました。

毎朝、美味しいコーヒーを片手に心地よく、一冊のノートに
好き勝手にやりたいことや、夢を書き出していると、とても楽しいのです。

もちろん、金銭的にとかの条件は無視しています。
やれそうか、できそうかとかは、無視して
本当にやりたいことや夢を書き出しているんです。

その「早朝のノート時間」を何よりも大事にしていると
イコール自分の「夢」を大事にしていることにつながるようになりました。

「今の自分」ではなく、「未来の自分」にいつも意識が向き
その「未来の自分」が「今の自分」の行動の選択基準になります。

なので、日々迷いがなくなったのです。
自分が今やっていることは、夢につながっている。

そんな確信のもとに、日々の暮らしをしていくことができるようになりました。それに、夢に向かっている時間というのは、何より刺激的で楽しいものです。

僕のコーヒー豆の焙煎活動もノートにかつて書き出していたことです。
まさかそれを仕事にして、たくさんのお客さんに恵まれるなんて、サラリーマン時代の僕には予想すらしていなかったことです。

僕は、今想います。
夢はかなったあとも楽しいけど
かなえるまでの時間は、もっともっと楽しい。

朝時間を大事にするということは、僕にとって、自分の夢を大事にしていることにつがります。つまり、自分自身の人生、そして僕に関わってくださるすべての人の人生を大事にしていることにつながっています。

だからこそ、
この「早朝のノート時間」は、僕にとって1日のうちで一番大事な時間です。
だからこそ、この時間にこだわりたい。
コーヒーにこだわるのも、それが理由です。

夢を想う時間に、スーパーや量販店で買った「安物のコーヒー豆」では
興醒めです。インスタントコーヒーなんて論外です。
だって、自分の夢が、安っぽくなっちゃいそうなんですもん。

人生にこだわりたいから、朝時間にこだわる。
朝時間にこだわると、自然に人生が充実します。
美味しいコーヒーは、それに拍車をかけてくれます。

もし、人生に迷っていたり
なんだかうまくいかないなぁとか、くすぶっているなぁとか
感じておられる方いたら、オススメしたい「朝時間」です。

人生は自分で創る。
美味しいコーヒーとともに。


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