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強がっても強くはなれない -ネームバリューという幻想-

大学名や社名で、強く、大きく見せようと、どうしても背伸びしたくなってしまうのだけど、背伸びしてもいいことなんてないなという話。

転職もほぼ最終局面。
志望度の高い2社の最終面接を来週月火で受ける。

「コンサルティング会社のコンサルタント」と「事業会社の社内SE」

1社目は誰もが知るコンサルティング 会社のコンサルタント。
自分の経歴に誰もが知る憧れの企業が載せられたらかっこいい。
高いレベルの社員が集まっていて刺激的な世界。
でも、なぜか自分の内側からエネルギーが湧いてこない。

2社目は地元の人しか知らない事業会社の社内SE。
小さな地元の企業で、かっこいい会社とは言えない。
社員も地方のおっちゃんという感じの人が多い。
でも、企業として変革のタイミングで、やるべき仕事にとてもワクワクする。

ネームバリューという幻想

キラキラした社名にずっと憧れがあった。

大学も決して悪くはないが、良くはないという微妙なランクで、
それをコンプレックスに感じて、就活では世界一のIT企業のグループ会社に入社を決めた部分がある。

入社しても、日々の仕事はネームバリューとは関係がないし、業務内容に魅かれて入社したわけではないので熱中もできない。
そうして中途半端なキャリアが出来上がってしまった。

強がることと強くなること

前社での中途半端なネームバリューのコンプレックスを解消しようと、キラッキラの社名を手に入れたいと思う自分がいる。

でもそこには本当の自分はいなくて、上っ面を強く見せようとしているだけだ。

そんな動機で入社しても何にも得られない。
得られるのは少しばかり輝く経歴と、さらにどんよりした自分だけだろう。

強がって自分をよく見せようとして成功できる人もいるだろうが、自分は違った。
強がっているだけでは自分自身が強くなることはない。

弱さを認めて、自分に素直に生きていけば、結果として強くなれるはず。
心でわかっていたことが、noteを書いて頭でも理解できた。よかった。

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