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手書きのものが減っていく中で

昨日放送された『マツコの知らない世界』で「カセットテープの世界」というものを放送していました。

私は勿論おじさんなので思い切りカセットテープ世代です。小学生の頃に買ったユーミンのアルバムも、じぶんのおこづかいで買い始めた最初の2,3年はレコードではなくカセットテープで買っていました。

あとは歌番組の放送が始まるとテレビの近くにラジカセをセットして録音したり、貸しレコード屋さんやレンタルCDショップで借りたものをカセットテープに録ったりしていました。あとは好きなラジオ番組なども録っていたし十数年前までは結構使っていたと思うのですが、最近の音楽形態の変化がすさまじくて何だかもう遠い昔のように感じます。

レンタルCDをカセットに録音している間にやっていたのが、借りたCDの歌詞をノートに書く事でした。音楽ではメロディが好きだったりアレンジが好きだったり人それぞれだと思いますが、私は歌詞をじっくり読んで噛みしめたいので、手を動かしてノートに書き写していました。

あとはカセットテープのインデックスもレタリングシールはあまり使わず、手書きで字の大きさや傾き、色などをあれこれ変えて書いていました。今もこういうnoteなどの記事を書く際にも、最初はルーズリーフに手書きであれこれ書いてからパソコンを使います。

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歌番組の曲タイトルなども味わいがあって好きでした。

今やっているテレビ番組のタイトルや字幕は、コンピューターで打ってあってとても見やすいんですけど、曲の世界観を字体で表現するのができたのって面白い時代だったなと今になって思います。

さすがにみみずがのたくったようなものはなさそうですが、今は手書きのようなフォントの種類もたくさんあるんですね。デジタルの世界ながらもなにか温かみのあるようなものを求めている...という事でしょうか。

手書きがなくなったら「みみずがのたくったような」という表現も消えてしまうのでしょうか。もしかしたら無くなった事にさえ気づかない多くのものがすでにあるのかもしれません。

このnoteで何か手書きものをやってみたいです。

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