まだ無理

自分だけじゃない、と思いたくて、傷の舐め合いみたいなネットサーフィン→同族嫌悪で自責、自虐→動けなくなる、の繰り返しをカウンセラーに訴えていたら、心理学の勉強を勧められた。

そこで交流分析の本を読んでみた。出てくる言葉も、その言葉の意味の説明も???で、ネット検索に戻ってしまい、気づけばエゴグラム診断で遊んでいた。

 へー、なるほど。面白いなぁ。で終わればいいのに、そこに出てきたのは、そろりそろりと進めている自己分析の中で、「これ以上知らない方がいいんじゃない?悪い事は言わない、やめた方がいいよ。」の先にある、恐れていたものだった。

簡単に言うと、薄情、冷淡、批判精神に満ちているくせに、人のことが気になって仕方がなく、世間体にがんじがらめに縛られている、やる気も興味も薄い、生きるエネルギーも少ない、不本意な生き方を強いられているように感じていて、人生は苦行でしょう、等と書いてあった。

酷い。当たってる笑。笑うしかない。

私は極度の内向型+HSP−人のプラス感情に同調する能力(自己診断)なので、人付き合いの能力に著しく欠けている。それならそれに合った環境を選んで、人から離れた場所で生きればいいのだけれど、こんな私だけど、やっぱり人の中で生きて行きたい、叶うなら人と温かい絆も結びたい、この相反する希望が私を苦しめる、、とか、言って、温かみのある人アピールをしていた。

寂しいと思う私、人との関わりを求める私、それが、私だってマトモな人間なんだという唯一の証みたいなものだった。

エゴグラムは見事なW型で、私の本性は薄情、冷淡、人に興味はなく、なんなら片端からケチをつけるような人間。でもほんとは人を求めてるんでしょ?仲良くなりたいのに、今までうまく近づけなくて、痛い目に遭うことが多かったから、諦めてしまってただけだよね?繊細で怖がりで、本当は寂しがりやの小動物かも?なんてセルフイメージを持っていたのに。

違うみたい。体裁を保つため、だったんだ?たぶん合ってる。これが正解。誰より本人の私がそう感じてる。恐るべしエゴグラム。恨むよエゴグラム。

それでもまだまだ開き直れない。私の定番「自虐→落ち込む(引きこもる)」は、ここでも発動されて、ネットの簡易版エゴグラムの結果で、またベッドから一歩も出ない一日になりそう。。なところで、↓の記事を見つけた。

>そもそも、自分の根本的な人間性に不信感があるから「いい人」をやっているのだ。

そう、それ!そういうことなんだ。

自分の薄情さや、興味の無さが、そのままだとこの世で生きるのはかなり不利、いや、無理かもしれない、という危機感があって、私は本当は人が好きなんだよと言い聞かせてきたんだな。

人にだけでなく、自分にも偽装してきた。人間失格な自分を認めるのが怖かった。

そっかー、そうだよね。薄々知ってた。分かってた。でもまだ認めたくないみたい。このまままた、ベッドに戻ってしまいそうだ。

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