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未届さんとの経過報告

事実婚した私の夫、通称未届さんとは、去年の夏に住民票の肩書きを夫婦に書き換え、ちょうど一年前から一緒に暮らしている。

初めの頃は、人と暮らすことへのストレスで押し入れやベランダに閉じこもって発作を起こしたり結婚指輪をペンチでぶち切ったりしたこともあったけど、

(あれ?この話って公開したっけ?www
気になる方が居るようなら記事にします)

一年間試行錯誤し、最近やっと仲良く快適に暮らせている実感がある。
これは未届さんの面倒見の良さと努力の賜物で、多少特殊な私という生物への理解力に関しては、頭が上がらないどころか下げすぎて土に埋まりそうになる。いつも助かっています。


話は少し変わりまして、
以前天野月さんが提供してくれた曲に、『君とは恋にならない』という歌詞を乗せさせてもらった。

これは、未届さんと仲良くなった当時(5年くらい前かな)のコミカルな心情(笑)をつらつら〜〜っと書き当時の関係者達から爆笑を頂戴した一曲で今でも気に入っているのだけど、現在の未届さんは、この歌詞からはちょっと遠い男になっている。タクシーの運転手さんにも優しいし、無理のある約束はしないようになった。イケメンへの僻みは健在だけど…!

20代後半で自分の根本的な部分を変えられる人って私の周りでは全く見たことないから、そこは素直に格好いいと思う。

何が彼をここまで変えたんだろ?と考えた結果、歌詞にも書いた通り、それまで自分に自信が無く他人に尽くすことで意義を見出していた人間が、人を投げ出せないやまいに罹っている私のような人間と関わり続け、結婚という約束を交わしたことで、やっと自尊心が芽生えて自分も他人も大事にできるようになったのかなと思う。

(美化しすぎてる気もしますね。お目汚し失礼)


それで、
『君とは恋にならない』は、
増田にとって
『君では歌にならない』に
直結していてずっと悩んでいたのも、
未届さんとの関係、主に共依存が改善したことで最近また昔に近い感覚で歌えるようになった。解脱(?)。

未届さんと結婚した頃は、

「ああ〜〜〜どうしても歌へ込める魂が戻ってこない〜〜私はこのまま音楽から足を洗って専業主婦になるのか〜〜こわい〜〜〜」

とじたばたしていたけれど、今は、ミシンが家庭に篭ったらそれこそ魂が死ぬ、御免だという気持ちになれている。


昔、恋に敗れる人達や自分を見ながら、
一緒に居続けると決めればいいだけなのにどうして人はそれが出来ないんだろうと思った時があった。
今の私たちは、その決め事を実行している。
お互いが投げ出さず、しかも今より良くしようと、その一点で保っているようにすら見える。

だって私にとっては恋ではないのだもの、喧嘩してもエッチしてハイ仲直り〜とはならないなら、向き合うしかない。


相変わらず今後どうなるかは分からないけれど、今のところはこの事実婚はして良かったなと思うところで近況報告を終わります。

これは余談ですが、
先日ある子から、
「ミシンちゃんは一生恋愛しててほしいなー♡」
と言われました。

苦行かよ。


まあ、一生はキツイですが、まだ恋はあります。


サムネは、寝落ちして斜めってる未届さんに乗っかるアム(7キロ弱)です。

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