日本の勝ち筋をアニメから考える
こんにちは、ますあかです。「#日本の勝ち筋」について考えようと思い、私も意見を挙げたいと思います。
なぜ私が日本の勝ち筋を考えるようになったかは、次の記事にまとめてあります。
日本 = アニメがすごい?
日本のアニメはすごいと言われてきた。クールジャパンとして、推し進めていこうという動きもあった。
でもこのまま日本のアニメはすごいと言われ続けるのか、私は疑問に思う。理由は「海外のアニメ産業が大躍進」しているためだ。
海外アニメ産業の躍進
2018年にアメリカで制作された「スパイダーマン:スパイダーバース」をご存知でしょうか?
オスカーの長編アニメーション部門賞を受賞したことで話題になりました。今までディズニーやピクサーが圧倒的にシェアも多く強かったので印象に残っています。
アメリカの人は今まで「アニメ=子供向け」という認識が強く、大人が見るものではないという認識が根強かったんです。
しかし、今回の「スパイダーマン:スパイダーバース」は子供向けじゃないアニメを上映して大ヒットしました。
このことでNetflixなどの大手企業が、大人向けのアニメの価値に気付き、近年アニメ市場に進出してきました。
もう一つ事例を挙げると、中国の大躍進です。
2019年に中国で上映された「哪吒之魔童降世(英題:Ne Zha)」は、50億元(800億円)というメガヒットを生み出しています。
これから中国は自国のアニメに投資するようになり、日本のアニメ離れが起こるのではないかと言われているのです。
もう日本のアニメはすごいと胡坐をかいている場合ではない。私はそう思っています。
参考資料
一般社団法人日本動画協会 報告書アニメ産業レポート2019 サマリー版
日本はどうするべきか?
私もどうすればいいのかなと悩みつつ、簡単にまとめたのが以下の3つです。
【1】制作に力を入れるために資本を投入する
【2】海外への売り込みを強化
【3】良質なアニメ原作を探す
【1】~【3】に関しては、大手企業やアニメ業界の人に任せて私たちのレベルでできることを考えてみた。
小さな単位でアニメを制作するのもありなのかな?
今ネットに自分の執筆した小説を投稿できるサイトが増えています。
・小説家になろう
・カクヨム
・エブリスタ ...など
私は個人投稿の小説が年々レベルが上がっていることを感じるようになりました。
だが書籍化や漫画化またアニメ化まで進むのは、ごく一部の作品です。多分埋もれた作品の中にいい作品がいっぱいあると思うのですが...。
こういう埋もれてしまった良作品をアニメ化できる会社があるといいと思う。
一定の基準をクリアしたら、制作資金を支払い、アニメ化する。
(資金調達はクラウドファンデイング、融資でも...。)
放映はテレビではなく、ネットテレビもしくは配信サイト(YouTubeかな?もしくはniconico動画?)に流す。
収益は、YouTubeの広告費用とか?収益モデルが難しいですね...。
私の個人的な意見まとめ
とにかく良質なコンテンツはたくさんあるので、資金を投入して国内・海外に売り込む。
個人が制作した小説、漫画をアニメ化できる機会を増やすかな?
※ものすごくアニメで稼ごうみたいなことをずっと書いてきましたが、一番大事なことは、アニメを作っていて楽しい、やりがいのある状態と稼げる状態がバランスよくあるといいですね。
サポートありがとうございます。