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淘汰の起こらない地方の構造/地方のトンデモたちに告ぐ!まずは実力をつけよ

すでに構造ははっきりしている。

まず前提として、少子化、高齢化、人離れが進む地方では、淘汰が起こっていない。起こりにくいとかではなく、淘汰が起こらない。

資本主義とそこにある市場の観点で見ると崩壊しているといえる。(くれぐれも競争至上主義や勝利至上主義の礼賛ではない)

淘汰が働かない世界では、ルールが壊れる。よくわからない、質の悪い、とんでもな人たちにも、主要なポジションを獲得できてしまう。


この前提で、リーダーポジション、主要な役割に、いわずもがな、よくわからないものが混入し乱立する。
しかし淘汰は起こらない。
民度が低い地域ならなおさら。


ひとまず願うのは、
公に関わる領域での活動においては、
このよくわからない、質が担保されないものたちには、せめて、まず自分たちの力を向上させるため、
本来最低限の質の保証された行政に従う形を取ってほしい、ということだ。


自身の主張や活動を、まずは行政を中心にした最低品質保証された人々のもとで学びながらブラッシュアップする、または無理だと思えば、やめる。他にあなたの向いているものがあるかもしれない。


まちによっては、行政の程度が低すぎる、そんなものに従ったらまずいだろ?という反論があるかも知れない。


しかし、実際のところ、それよりもさらに質が低いものを想定すると、多少なりとも質が保証される行政に指示を仰ぐ方がマシ、なのである。
少しでもマシ、というのはいつも大事なことだ。


地方の実態はここまで目線を下げなければならないところまで来ている。人材不足、知識情報学び不足は深刻なのだ。


何かをやりたいと考え、特にそれが、公に影響を与うるような場合、まずは行政の下で、トレーニングを積んではどうだろうか。

逆に言えば、ハナから突き抜けた人たちは、行政では話にならないはずで、できるだけ行政はスルーして、または一定の距離感の中で、活動、活躍していくことをお勧めする。


本来、人を説得することは不可能だ。
そもそも単語が通じない。
単語のレベルを落とし、その人に分かる言葉で説明をすべきと論じる人がいるが、実はこれで事は為せない。(あくまでも事をなすという次元の話)


なぜなら、そこにある概念を理解・共有する必要があるからだ。しかも抽象度の高まる世界(抽象度が低いとしたらそもそもそのゴールは大したことのないもの)のため、最低限の力は試される。概念を理解できない人はそもそもそのポジションにいてはならない。ところが、前提として述べたとおり、すでに構造的におかしなことが起こっている。


そうである以上、説得も、次元を落とした納得も、実は機能しない。少なくとも、物事が進行する中で不具合が生じ、いずれ取り組みは消滅する。


突き抜けた人材は、もっと自由な活躍を求められている。


人材が枯渇した地方であればなおさら、である。


真の人材が活躍するための土壌づくりや環境整備が必要不可欠だ。


これについては、年功序列、トップダウンの組織図、村的共同体の弊害、慣習による意思決定、地縁血縁、など、問題が多数だが長くなるのでほかの投稿記事に譲る。


構造が抱える問題は大きい。


そこから価値観が生まれているともいえるし、強化されていく。
実力主義がかぎりなくゼロになってしまうのは健全とは言えない。


淘汰は起こらない。


ゆえに、まずそれぞれが本物の実力を身につけていきたい。
だからまずは、実力をしっかり養い、スキルを身につけていってほしい。


トンデモに告ぐ!

これは多くの地方プレイヤーのための、優しい提案である。



(おわり)




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社会起業家。NPO法人まなびデザインラボ理事長。作家、作編曲家、アーティスト、講師、コーチング、経営者としての活動が中心です。「教育」×「芸術」×「経営」。著書に『18歳からの「夢を実現する人」のルール』ほか。山口県最大級の塾を経営し数千人を指導してきた経験を持つ。