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散歩するにも家の周りは新建材の街並みばかり。
建売住宅の間を通る溝の暗渠の遊歩道を歩く度に悲しくなる。人口増に陰りが出た今でも貴重な緑はどんどん伐採され、建売住宅がものすごい数売り出されている。相続されなかった家は壊され、土地は分割されてすぐに新しい小さな住宅になる。
人口は増える。でも、これを都市、政令市の成長と言うか?
もう次世代に向けて不要となった昭和の“郊外”がここではまだ無防備に増殖している。
住宅はあるけど文化の形成は無い。
それが浦和の実態。ただ東京圏全体を生活圏として見ればバランスは取れている。でもこれからは、体力の無い高齢者が増えるから、家の近場にちょっと楽しめる文化の蓄積が必要だ。
こういった町でありながら、総合振興計画には、各生活地域ごとの開発コンセプトは具体的に示されない。
浦和の町、絵に描いたようなスプロール化だ。

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