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EBPM 計画策定と進捗管理の虎の巻

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総合振興計画とは何かが分かる。 計画って何? 計画の進捗管理ってどうやるんだろう。 そして、進捗度合いを計る指標の作り方まで。 誰もここまでは突き詰めなかった。 計画の本質がここ… もっと読む
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2020年6月の記事一覧

中長期の目標や街の理想像の認識

総合振興計画については、時代の流れが早いので、中長期的なコンセプトや計画の必要性を否定し…

真っ先に未来を創ることを否定するのは困った。

事業の詳細な計画を行おうとする中で、または事業の実行途中で、事業の条件や手法等に係る不可…

プロセス

以前、総合振興計画の策定を担当していたとき、指標を掲げるが、その先も指標については継続的…

短絡的なスタンダード

時代の動きが激しくて、未来がいったいどうなるかは、なかなか把握できない中でも、理想の将来…

まじめに考えた方がいい

何年も、何回も計画策定からPDCAを回しても、いつになっても計画の意味や指標の意義などについ…

仮説を持たないと物事を評価できないよ。

フェルミ推定

ここのところ本当に久しぶりに職場の仲間と企画事を考える機会をもらっている。 楽しい。 ワクワクする。 ちょっと思いついたことを喋りすぎているが。😀 で、とは言え、そう企画のために都合の良い根拠数字がそこらに転がっているわけじゃない。 そういうわけでフェルミ推定の出番。😀 何年ぶりかでこの本をめくっている。

自治法の言う最少経費、最大効果の原則。
これって、各々の事業の効率性を高めるとともに、その効果を最大にすることだけじゃなくて、全事業を見渡して、その全体最適を目指すってことも考えないといけないなあ。

NPS

NPSって、要は消費者が他の人にその商品の購入を薦める度合。つまり推奨度。Net Promoter Scor…

市民ワークショップ等における市民の発言というのは、自分の体験に基くとても個別な思いが多いのです。その個別な思いが背後に抱える本質的で普遍的な課題を、コンセプトとか目標として導き出そうとするのが抽象化であり、特に、基本構想とか基本計画等の策定には必ず必要な作業です。

行政計画においては、圏域(計画)全体で、もしくは分野や幾つかの地域毎に目標が掲げられます。これらの目標は定性的に記されることが多いので、これらの目標に対して、どのような基準をもって、その水準(達成度)を評価していくのかが、重要な進捗管理の視点になります。

”このようにマネジメントを行ってきた”ということを市民に説明をできるような指標を設定することが良いと思います。評価の指標は、市民への説明責任を果たすためか、マネジメントを進めるためのスタンダードとして。この二つがその役割だと思います。(三菱総研尾花さん)

現在と未来を媒介することが企画マンの存在意義。

行革

行革を所管する部署は、削減を見込む経費等の量を、目標として全庁に投げかけて、その結果だけをぎしぎし問うといったことをしがちだけど、本来重要なのは、行革をするにあたっての全庁的な目標に加えて、改革の手法やそのスタンダードをどう設定して全庁に知らしめ、徹底するのかっていうこと。そして、各所管においては、単なる数字合わせでは無くて、その目標や手法、スタンダードを意識しながら、どのような真摯な改革の検討がなされるのかということだ。 本来そういった“プロセス”は、事業の成果を事業毎に振