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カップヌードルの世界にあったパスタの王道

こんにちは、いつものマッシ(@massi3112)です。

今日はカップヌードルの世界に行く予定ではなかったけど、知らないうちにその旅が始まった。どういうことかと言うと、横浜に行ってスイーツ探しがてらみなとみらいをぶらぶらしながら、窓が一個もない箱のような建物にたどり着いた。遠くから見たら、人混み。アリのように、その建物から出たり入ったり、止まったりしていたけど、僕の中に付いてるスイーツレーダーによると「チーーーン」。反応が全くなかった。

青空と海の青さの間にいた僕は、砂漠にいるような感覚になっていた。やっと入り口まで着いたら、既になかった声が完全になくなった。僕の前にあった入口はなんと、カップヌードルミュージアムだった。絶対甘いものなんてないじゃん…と途方に暮れていた。

一応せっかくなので中に入ったら、左側は広いスペースとレジ。右側はミュージアムショップ。このショップはかわいいものがたくさんあって、喜ぶ外国人もたくさんいた。

その中でトマトパスタが出た。トマトパスタあった。もう一度言う。カップヌードルミュージアムにイタリアのパスタがあった。パッと見て「あ!間違いなく、ナポリタンのことだろうな」と思いながら、完全にイタリアのパスタだった。

ワールド麺ロード

しかも、その下に「ナポリタン」もあったけど、現在は提供してないそう。ここで気がついたのは、スイーツレーダーだけではなく、もしかしたらナポリタンレーダーも付いてるのかも?
ここまで読んでお気づきだろうか。マッシはすでにワクワクしている。

どう考えても共通点が一つもないはずだけど、このワールド麺ロードを見て納得できた。中国、インドネシア、ベトナム、タイ、韓国、マレーシア、カザフスタンの料理にイタリアのトマトパスタを並べてもおかしくないと、初めて思いついたのだ。
見た目も色も、おそらく食べ方も似ているし、子供の時から食べている麺を見るだけである意味、安心して美味しく食べられる。
その下に、ナポリから生まれたと思われる日本料理もあって、ほっこりした。

ここから話が深くなって少しズレるかもしれないけど、一本のヌードルは、近松門左衛門の「心中天網島 しんじゅうてんのあみじま」のような繋がりを感じた。心から愛している麺は、どこの国でもいつでも食べれば1人じゃない。しばらく食べないと、胸が痛くなる。

話に戻ると、今日は何を食べようかなと思っていたら、なんとチケットは完売していた。これは年間パスポートを買って月一行きたいという気持ちになった。ワールド麺ロードのサイトを見たらますます行きたくなってきた。

日本にはこのようなミュージアムがあるということを知って、感謝してもしきれない。今度は全部のファクトリーと体験をやりたくて一時帰国より、テンションが上がった。

Massi

みなさんからいただいたサポートを、次の出版に向けてより役に立つエッセイを書くために活かしたいと思います。読んでいただくだけで大きな力になるので、いつも感謝しています。