車の3Dモデルを変更せずにエアロやホイールを変更する(Assetto Corsa)
車の見た目を変えたい
アセットコルサでは車の3Dモデルをいじることで車の見た目を変えることができます。しかし、うまくいかずに車がおかしくなったり、モデルロックされていたりしてうまくいかないことがあると思います。今回は車の3Dモデルを変更せずに車の見た目を変えるやり方を書きたいと思います
一つ注意なのですが、今回行う改造はコースインしないと反映されません。
例
例として私が改造した車両の画像を載せておきます。
手前の黒いアクアが改造後のものです。奥のもともとの車両より車高を下げた以外はすべてスキンフォルダ内で完結しています。(車高もスキンフォルダ内で下げたかったのですが、うまくいきませんでした)
分かりやすい比較用の画像を載せておきます
マフラーを変えたりエンブレムを消したりいろいろしてます。
こっからはやり方を書いていきますね。
下準備
改造したい車両のフォルダ内のskinフォルダに新しく作るスキン用のフォルダを作ります。(既存のスキンフォルダをコピーでもいいですが、その場合はわかるようにスキン名を変えておきましょう。)
スキンフォルダ内に"ext_config.ini"というテキストファイルを作ります。今回はこれをテキストエディタで編集してやっていきます。
これで下準備は完了です。
1.ホイールを変更する
ホイールの3Dモデルを用意します。タイヤやエンブレム、ナット等も含めてください。既存車両のModのホイールを3DSimED3を使用して持ってくるのが一番楽だと思います。3Dモデルのファイル形式はkn5にしてください。名前を付けてスキンフォルダ内に入れます。Wheel.kn5等の分かりやすい名前がいいと思います。
※ホイールの中心に3Dモデルの原点が来るようにしてください。そうしないとタイヤの回転がおかしくなります。
下の文章をext_config.ini内にコピペして、かっこ内を適切に書き換えて保存してください。
[INCLUDE: common/custom_rims.ini]
[ReplaceRims]
File = (車のファイル名、~.kn5)
OriginalRims = (もともとのタイヤのオブジェクト名、ホイールやエンブレム、ナットも含む)
Model = (ホイールのkn5ファイル名、~.kn5), 0.255, 0.270
Offset = (タイヤのオフセット、デフォルトで0、必要に応じて調整)
Radius = (半径、ちょうどいいサイズになるように調整)
Width = (太さ、ちょうどいいサイズになるように調整)
FrontOnly=0(フロントのみ変更の場合は1に設定)
オブジェクト名はショールームで確認可能です。
2:エンブレム等のオブジェクトを消したり追加したりする
同じくオブジェクトはショールームで確認可能です。
ext_config.ini内にかっこを書き換えてコピペしてください。
オブジェクトを消す
[MODEL_REPLACEMENT_…]
FILE = (車のファイル名、~.kn5)
HIDE = (消したいオブジェクトの名前)
オブジェクトを追加する
オブジェクトを追加する場合、kn5ファイル形式の3Dモデルを用意する必要があります。
[MODEL_REPLACEMENT_…]
FILE = (車のファイル名、~.kn5)
INSERT = (追加するオブジェクトの名前、~.kn5)
INSERT_AFTER = WHEEL_LR ←これに関してはよくわからん
OFFSET = 0, 0, 0 ←オブジェクトの位置調整
ROTATION = 0, 0, 0 ←オブジェクトの角度調整
オブジェクトを消して新しいのを追加する
[MODEL_REPLACEMENT_…]
FILE = (車のファイル名、~.kn5)
HIDE = (消したいオブジェクトの名前)
INSERT = (追加するオブジェクトの名前、~.kn5)
INSERT_AFTER = WHEEL_LR ←これに関してはよくわからん
OFFSET = 0, 0, 0 ←オブジェクトの位置調整
ROTATION = 0, 0, 0 ←オブジェクトの角度調整
3.エアロを付ける
2のやり方で可能です。エアロのみの3Dモデルを用意して重ねる感じですね
その際に必要ないオブジェクトは消すといいでしょう。わかりやすいModがあったんで画像載せときます。
下みたいなものを用意して2のやり方でエアロを付ける感じになります。
最後に
結局3Dモデルは必要なのかって感じですが、3Dモデルを直接編集するやり方よりも失敗が少なくて確実だと思います。よかったら挑戦してみてください。