見出し画像

ユネスコのFutures of Educationについて考える会#01<ESD日本ユース>

今回はタイトルの通り、ユネスコが現在募集しているFutures of Education(教育の未来)について、色々な人と話す会をオンラインでやってくれた人がいて、それに参加してきたのでそれについてまとめます。(先にいっておきますが今回はブレストなのでまとまり感はないですw)

日本ESDユースという特異なコミュニティ

まず参加者ですが、大学・大学院生、障害のある子ども・大人と関わる仕事をしている人、教員、地域創生に関わる人、キャリア教育に関わる人、そして無職(←これが私w)という感じで雑多な人たちです。これはどのように集まったかというと、そもそも私たちはほとんどがESD日本ユースと呼ばれるコミュニティに所属しており、これは公益財団法人五井平和財団が主催するESD日本ユース・コンファレンスの過去参加者で構成されています。ユースコンファレンスのことはまた今度書くとして、ESDというのはEducation for Sustainable Developmentで「持続可能な開発のための教育」と訳されていますが、つまりは、これから社会全体が継続的に開発・発展していくために必要な知識や考え方、能力などを育むような教育活動のことを指します。私はこのカンファレンスに2018年に第5期生として参加しました。このカンファレンスの特徴は教育系でありながら、教員などの学校関係者が全体の中で半分以下ということです。参加当時35歳以下の人なら教員でなくてもESD活動を実践していれば参加できます。(またその後も希望すれば活動に参加できます。)NGO・NPO従事者、大学生・大学院生、一般企業、官公庁、などなど多様な人々が集まっていて、様々な意見やバックグラウンド、経験に基づくアイディアが飛び交い、かなり「面白い」です。

ユネスコの Futures of Education 教育の未来とは?

ざっくりと説明すると、ユネスコは2年に一度総会を行っており、次回は2021年11月の第41回総会です。ここで提出する報告書に、「教育はどこに進んでいくのか」とか「教育が果たすべき役割はなにか」ということについて、ボトムアップで世界中の声を集めた報告書にしたい!ということで、今回のFutures of Educationというプロジェクトで、「2050年の教育の課題や構想を出してください」と呼びかけています。(ユネスコの英語のサイトがこちら

6月17日のブレストの内容:それぞれの2050年への思い

今回はメンバーの顔合わせブレストということもあり、ひとまず「2050年に思いを馳せる」というざくっとしたテーマでジャムボード(Gsuiteに入っているオンラインのホワイトボードのようなもの)を利用して意見を出し合いました。途中、ジャムボードが全て消えてしまうという夢のようなアクシデントに見舞われながら、メンバーが偶然撮影していた画像を元に、気になるものについて「これって大事」「これってどういうこと?」「これについてもっと聞いてみたい」などの意見交換が行われました。それをまとめたのが下の写真です。(最近買ったiPadで最近なんでもiPadでメモを取るように頑張っているところですw)名前は消しているのでちょっと汚いのはご容赦。

教育のみらい「なりたい」に向けて学ぶ-3

主催者のゆっこがとりあえず軸として5つ「自分」「家族」「コミュニティ」「日本(なぜかここだけ英語でJAPANとなった)」そして「世界」を出してくれたので、それぞれについて2050年にはどんな感じなのかな、ってことを出し合いました。個人的には、先日twitterでもちょうどリツイートした所属する居場所が複数箇所あった方がいい、とか、人やモノの移動と文化の関係とか、生き方や働き方の多様化や、お金と仕事・やりがいなどのことについても議論できたのが面白かったです。

あっという間に終了

あっという間に時間が過ぎてしまったので今回はここまで。次回はこの続きというか、もう少しブレストしてから、その次くらいから、だんだんとまとめていければな、というところです。今回は多様な参加者で話をしましたが、似たような属性の人たちで話してもいいなーと思いました。未来のことについて想像して考える、ってESDユースコンファレンスの中でもやったけど、その時自分がどんな風になっていたいか、って普段はあまり考えていない(ようで考えている時もあるけど)ので、とても楽しい時間でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?