第119回おうちでレガシー カバレージ Round2 Halkeye（エルドラージ） VS だばちゃん（ディミーアリアニメイト）
一口に「ディミーアリアニメイト」というと、何を連想するだろうか。《意志の力》《目くらまし》を採用し、《超能力蛙》などの軽量クリーチャーをバックアップして勝利するテンポデッキの側面も持ちつつ、《納墓》で各種クリーチャーを墓地へ送り込み、大型クリーチャーを釣り上げて勝利することも可能という、非常に器用なデッキである。
が、今回「だばちゃん」が持ち込んだデッキは…何か雰囲気が異なる。確かにカラーリングは青黒なのだが、《意志の力》も《目くらまし》もオミットされ、どちらかというと黒単リアニメイトのような一撃必殺型のデッキに仕上がっている。
このデッキに対するは「Halkeye」の「エルドラージ」。昨今様々なタイプが生まれているエルドラージだが、彼は今回マナの出力を大きく伸ばして勝利するタイプのエルドラージを組み上げ、このフィーチャーマッチに臨む。
自分に納得のいくスタイルを持ち寄る2人のプレイヤー。果たして勝利の女神はどちらに微笑むのだろうか。
■Round 1
開幕一閃。《エルドラージの再利用者》からマナの出力を延ばしにかかるHalkeyeに対し、だばは《納墓》をプレイ。《グリセルブランド》を墓地へ埋め込みつつ、続くターンで《動く死体》をプレイ。早速《グリセルブランド》を釣り上げる。
そのまま能力を起動しカードを７枚引いていくだば。引いたカードを一瞥し、不敵な笑みを浮かべると、《暗黒の儀式》で黒３マナを供給。そして《納墓》をプレイすると《残虐の執政官》を埋め込み、即座に《動く死体》でこれを釣り上げる。
この間わずか１ターン。Halkeyeの心が折れた。
Halkeye０ーだばちゃん１
■Round 2
２ゲーム目、挨拶といわんばかりに《虚空の力線》を置いてゲームを開始するHalkeyeに対し、だばは《思考囲い》で《エルドラージの再利用者》を抜き去る。さらに続くターン、だばは《超能力蛙》を展開しつつ、《悲嘆》でHalkeyeの手札を除きにかかる。
が、ここでHalkeyeはトップデッキした《四肢切断》をプレイ。だばの《超能力蛙》を処理して手札を公開する。「迂闊だったかぁ～」とだばは頭をかきつつ、残った《まき散らす菌糸生物》を捨てさせていく。続くターン、だばはさらに《超能力蛙》をプレイ。しかしこれに対してもHalkeyeはトップデッキした《四肢切断》をプレイ。
「そんなことある？？」と色めき立つだば。が、引かれたものはしょうがないと気持ちを切り替え、続くターンに《アヴァシンの創造》をプレイ。第２章で《偉大なる統一者、アトラクサ》を公開し、一気にHalkeyeにプレッシャーをかけていく。
危険な動きをしてくるだばに対し、Halkeyeは《コジレックの命令》をプレイ。一気にトークンをばらまきつつ、占術からのドローを繰り返していく。
そしてターンをもらうと、更に２枚目の《コジレックの命令》をプレイ。同じくドローとトークン生成を行い、まず《荒景学院の戦闘魔道士》で《アヴァシンの創造》を処理。そしてしれっと盤面に出ていた《バロウゴイフ》は《運命を貪るもの》で追放し、一気に盤面を戻していく。
ここから攻勢に転じたいHalkeye。しかし、ファイレクシアマナを支払って唱えた２枚の《四肢切断》、そして何度も起動した《古えの墳墓》によるライフロスは無視できず、既にライフは危険水準まで追い込まれている。
この好機をだばが見逃すはずがない。だばはHalkeyeのターン終了時に《厚かましい借り手》をプレイ。飛行クリーチャーを止める手段を持たないHalkeyeはここで投了した。
Halkeye０ーだば２
■Round 3
■デッキリスト
■対戦動画
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