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Excelのセカイ

学生時代は専らWordばかりを使っていて、Excelに触ったことはほぼ無かった。特に大学生の時はパソコンを使用することは多かったが、レポートなどで文章を書くことがほとんどだったため、Excelを使うことは無かった。名前がなんとなくカッコいいというくらいの認識だった。自分のパソコンにもExcelは入っていたが、それは年賀状作成アプリと同じくらい使用機会が無かった。

大学4年生の時に、知り合いの人のデータ入力の手伝いをしたことがあった。Excelを長時間触ったのはその時が最初だ。慣れないExcelに戸惑いながらもデータをどんどん入力した。まったくのド素人だったがセルの右下を引っ張ってのコピーは便利だなぁと感じた。

知り合いの人は「社会人になったらExcelをよく使うから、今度ゆっくり教えてあげるよ」と言ってくれた。私は「へ〜」と思いながら、「ありがとうございます」と言ったが、内心では「本当にそうなのか?」と思っていた。


だが、社会人になってみるとメチャクチャにExcelを使う機会がある。仕事ではほぼ毎日Excelを使う。Wordも使うがExcelの方が少し多い頻度で使う。誰かにデータを送る際や、何かの回答をする場合、単純にリストを作る場合や自分のスケジュールを管理する場合にも使う。

社会人になってからしばらくは先輩にExcelのことを色々と教えていただいた。基本的なコピー&ペーストだけでも、ショートカットキーがあったり値貼り付けがあったりする。他にも検索や置換、フィルターの使い方などを教えてもらった。

Excelの機能や技は驚くほどたくさんあって、覚えれば覚えるほど仕事が効率的になる。今でも、「そんな機能があるのか」と色々教えてもらったり、調べたりするたびに思うし、まだまだ自分の知らない機能があると思うとすごく未知の可能性を感じる。

特に最近は「関数」を多く使っている。これは本当に便利だ。以前より膨大なデータを管理することが多くなってきたため、目視でのチェックや作業では間に合わなくなったきた。例えば、VLOOKUP関数を使えばキー項目を基準にデータとデータを合体することができる。

他にも、生年月日から年齢を出す関数や、半角や全角の入れ替えなども関数で一瞬で出来てしまう。手作業やっていたら何時間もかかって、ミスが多発しそうな作業もExcelを使いこなせばすぐにできてしまう。

昨日も初めて「&」を使ってセル内のデータを合体させる方法を学んだ。Excelの凄さは、「こうしたい」「ああしたい」という作業や機能が調べると必ず存在することだ。新しい技や関数を覚えると、出来ることがどんどん増えて、どんどん効率化されていくのでおもしろい。そのうちタイプも何もしなくても私の顔を見ただけで自動で作業してくれる機能が出てくればいいのにと思う。

私の知らないExcelのセカイはまだまだある。次のステップは自分でマクロを組んでみることだろうか。今はマクロにも少し興味が出てきている。Excelの検定や資格?みたいなものもあるらしいので、今度受けてみるのも悪くないかもしれない。Excelの名前に恥じないよう、Excelを使いこなして、もっと自分を超えていきたい。


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