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仕事場のコワーキングスペースを劇的ビフォーアフターしてみた

筆者は個人事業主であり、かっこよく言えば「フリーランス」、現実的には「収入不安定・職業不詳・社会的信用皆無」である。
主な仕事としてITmedia向けの記事執筆(ギャラはどんぐり5個)で、生計を立てている。
そんな私が仕事をする環境について、以前は「家は誘惑が多すぎて仕事できねぇ!チェーン店のカフェやファミレスで十分!図書館を利用して税金の元を取る!コワーキングスペースなんか使うかボケ!」という立場だった。
しかし、2020年のコロナウイルスのご時世では、図書館は閉鎖されて、密を避けるためカフェや飲食店の利用を控えざるを得ず、自宅では仕事をする気が起きない。
その頃、テレワークが普及したこともあって、家からそれほど遠くない場所にコワーキングスペースがオープンした。
そして私はドリルのごとく手のひらをクルックルとひっくり返して、コワーキングスペースを契約したのである。

いざ利用してみるとコワーキングスペースの快適さに即堕ち2コマの如く屈服して、コロナ禍をよそ目にせっせと仕事をこなすようになった(主に本を書いていた)。
とは言うものの、馴れとは恐ろしいもので最初は満足していたコワーキングスペースにも、徐々に不満が募ってくる。
主な問題は以下の通りである。

・イスが安っぽいので長時間座っていると腰に負担がかかる
・毎日ノートPCや資料を持っていくのが面倒
・仕事帰りにジムに行くには荷物がかさばる
・大型モニタやデュアルディスプレイを利用できない
・(プロレスの)マスクでオンライン打ち合わせをする姿が完全に不審人物


最後の不満は個人的な事情だが、私はイベント登壇や取材時だけでなく、打ち合わせでも(プロレスの)マスクなので、由々しき問題である。
コワーキングスペースは「オープンスペース」など呼ばれる他の契約者と共同利用するため、マスク姿でリモート打ち合わせをするわけにはいかない(よって打ち合わせは自宅やカラオケボックスで行う)。
荷物については個人用ロッカーがあるものの、有料かつ小さいので厳しい。
ノートPCのディスプレイでも仕事はできるが、記事を書くには様々な資料やブラウザを切り替える必要があり、大きなモニタが恋しくなる。
決定的となったのは腰痛で身動きが取れなくなった事で、さすがに「健康上の理由を考えるとまずい」と考えを改めた。


そこで労働環境の改善として、下記プランを実行することにした。

・スタンディングデスクの導入による姿勢の改善(腰痛対策)
・大型ディスプレイの導入(ノートPCの小さいディスプレイ対策)
・コワーキングスペースの個室を契約(荷物の保管とマスク姿の打ち合わせ対策)

導入には相応の費用がかかるし、なによりコワーキングスペースの個室を契約すると固定費が一気にアップする。
収入が不安定なのに固定費(生活水準)を上げることに不安はあったが、「自分を追い込んで困難を乗り越えろ」という、怪しいインフルエンサーにありがちな言い訳をしつつ契約に踏み切った。

購入したものは下記である(アフィリエイトなし)。

・スタンディングデスク

スタンディングデスクにも色々あるが、これは机の上に乗せてスタンディングデスクにするので、正確には「デスクオンスタンディングデスク」だろうか?
ともあれコワーキングスペースには備え付け机があるので、こちらのタイプに。
横幅はあればあるほど良いので、机の幅いっぱいに使えるものを選ぼう。
あと、商品写真のようにキーボードを置くスペースがあると、肩の高さが自然になるので肩こり防止になる(気がする)。
購入した商品が品切れなので、似たもので代用。

・大型ディスプレイ(Dell 4K 27インチディスプレイ)

32インチとどちらにしようか考えたが、視線の移動とコワーキングスペースの個室がクッソ狭い点を考慮して、27インチを購入。
大きさは好みが分かれるところだが、各種設定を調整して自分に合わせた環境にすれば問題ないレベル。
アームを付けて自由に位置調整できるようVESAマウント対応のものを選ぼう。
人によってはさらに小さいモニタを追加してもいいので、その点でも机の幅は広いほうが良い。
なにより1画面に4つのアプリを同時表示できるので、画面の切り替えが不要な点が素晴らしい。
ちなみに本商品はAmazon限定販売であり、Dell直販サイトの類似品より1000円ほど高いが、高さ調節機能があるので断然こちらがオススメ。

・スタンディングデスクマット

自宅とコワーキングスペースの往復だけの引きこもりにとって、立ちっぱなしは辛い(定期的にジムで運動しているが)。
そこで足の負担を軽減すべく、スタンディングデスクマットは必須となる。
職場環境の改善の発端となった腰痛だが、以後は大きな傷みや負担もないので、改善が見られたようだ。
集中力については、座っているよりも立っている方がサボりにくい気がするのと、立ちっぱなしでは適度に疲れが出るので、定期的な休憩のタイミングが取りやすくなった。
実際に買ったのはゲーミンググッズを扱うBauhutte(バウヒュッテ) の製品なのだが、これも取り扱いが無くなったので別商品のリンクで代用。

・ネックレスト

意外と見落としがちなのが、仕事中の姿勢である。
特にPC作業は姿勢が悪くなりがちなので、ネックレストを巻いて首が前傾しないよう固定すると良い。
男性ならLサイズがオススメである。

・コワーキングスペースの個室(※画像はイメージ)

コワーキングスペースの個室

実際にはこんなオシャレな個室ではなく、刑務所の独房より狭いスペースににDIY感溢れるショボい仕切りがあるだけである。
それでもオープンスペースの3倍という料金なので、不動産における持つものと持たざるものは天地ほどの落差があることを、否が応でも痛感させられる(しかも保証料1ヶ月分取られた)。
ともあれ毎日PCや資料を持っていく必要もなく、仕事帰りに行くスポーツジムのシューズなども置いておけるし、(プロレスの)マスク姿で打ち合わせをしても周囲の目を気にする必要がないのは大きい。
なお、備え付けのイスもあるが立ったまま仕事をするので殆ど使ってない。

他には外付けキーボードがあると便利だが、宗教戦争になるので具体的な製品名は挙げない(筆者は何を買おうか迷っていたら、ノートPCのキーボードに馴れてしまった)。
また、オンライン打ち合わせではノートPCに付属するショボいカメラのせいで写りが悪くなる場面が多々ある。
一眼レフカメラを使う人もいるが高価なので、ここはライトを使って手軽に印象を良くするのがオススメだ。

机に置くタイプでもいいし、机に挟むなら場所を取らない。
コワーキングスペースも場所によっては薄暗かったりするので、あれば色々役立つ。

こうして「仕事場」の環境を改善したわけだが、肝心の仕事道具であるPCも快適にしなければ、片手落ちだろう。
そこでノートPC(Surface Laptop 2)におけるWindowsの設定も徹底的に見直すことにした。
なお、Macユーザーは不満など存在しないはずなので、ご自由に読み飛ばしてほしい。

参考にしたのは「最新 Windows 10 上級リファレンス 全面改訂第2版」である。
意外と知らない設定や変更できる項目はかなり多く、便利なショートカットキーなどの発見もあった。
私が見直したのは以下の設定である。

効果音とパフォーマンス
バックグラウンドアプリ
デスクトップ効果
切り取りスケッチをPrtScrnで実行
音声アシスタント(Cortana)の無効化 など


また、仮想デスクトップの活用や、大型ディスプレイを使う向けに「スナップ(画面の上下左右にアプリを配置する機能)」が参考になる。
「Windowsキー+上下左右キー」で、画面の半分や4分の1サイズに切り替えできるので、覚えておこう。

そんなわけで一時的な出費と固定費のアップはあるが、仕事場を快適にするビフォーアフターは無事成功した。
フリーランスとして多少格好がつくようになったので、次の目標には「電通が売却したビルにオフィスを構える」を掲げておこう。

それにしても会社員だとテレワークで自宅の仕事環境を整備するために補助金(多いところは万円)が貰えたりするので、フリーランスになると会社の有り難みがよくわかるという一件でした。

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AI(人工知能)・IoT・機械学習・データ分析のベンチャーをクビになって、フリーランス(半無職)になったマスクマン。 業界の動向や現場の声を発信中。 Twitterアカウントもフォローしてください! Twitter : https://twitter.com/maskedanl