見出し画像

がん手術前に捨てた3つのモノ


みなさん、もしガンの告知を受けたらまず何を思うでしょうか?
ほとんどの方は「死」を連想するでしょう。当然ですよね。

がん闘病中の方、経過観察の方、完治された方、みなさん、同じことを思うはずです。

わたしも告知を受けた瞬間が人生最大のビビった瞬間でした。
告知後、数日間は全く集中力がなくなりましたから。

仕事が手に付かなくなり、悪い事だけが頭の中を駆け巡ってました。

しかしあることをしてから心が落ちつき始めたんです。

それをしたことにより覚悟ができたからだと思います。


画像1


手術前に捨てた物 3つのモノ


1、へそくり通帳
2、身内にも見せれない秘密のモノ
3、あやしいレシート類


そこのあなた、今、笑いましたね。聞こえましたよ クスッという音が…
危機迫る時に、そうやって笑っていられるでしょうか。

誰でも秘密のモノ、人に見せたくないモノ、知られたくないモノ、あるはずです。
例えそれが妻、子供、親であってもです。



1、へそくり通帳

自分がこの世からいなくなった後に、秘密のモノが知られてしまい「あの人はそんな人だったんだ。」「なにか、やだよね」「人は見かけによらない」などと言われるかと思うとおちおち墓で眠っていられません。

はやとマンの場合。
妻には黙っていた「パチスロ狂」。あれだけ残業と言って帰宅が午前様だったのに、ちょこちょこ出し入れしている貯金通帳を見られたら「アイツ、まだパチスロ辞めてなかったんや~むかつく~。しかも結構溜めてやがるし」という妻の怒りに満ちた声が聞こえてきそうで足が震えます。ガタガタッ


そうなんです。一度、辞める宣言をしただけにこっそりスロットしているとは秘密なんです。だから下手に家族に還元なんていうこともできませんでした。


画像3


2、身内にも見せれない秘密のモノ

これはみなさん、あるでしょ?

どんな好きな相手にも見せれないモノ。
好きすぎて一緒にトイレにも入りたい恋人にも見せれないモノ。

それですよ。わたしが言いたいのは… 
中身は言えませんがエピソードは公開します。

手術で入院する前日、友人を呼びだしあるモノを預けました。
モノには鍵がかかっています。

「中身を見たらあかんゾ。これを退院するまで預かっててくれ。
もし、手術失敗で死んだらこれを捨ててくれ。術後から1週間経っても連絡ない場合は死んだと思っていい。念のために言うが、これを身内に渡したら毎日、おまえの枕元にたってやるからな。『ナゼ、ワタシタァ ナゼダァ』とな。 よろしく ♬


これで死んでも一安心です。
普段からこういったものは処分しとくべきですよね~。


画像3


3、怪しいレシート類

これはね、男性ならそこそこあるでしょう。堂々と見せれないレシート。
レシートって怖いですからね。なんせ証拠になっちゃうんですから...

普段からレシートは即捨てることにしていますが、たまたま財布の中に残ってしまうとかクルマの中に落ちているとかが危ないんです。

下手したら病気やなくてレシートで自爆して瀕死の重体になってしまうかもしれませんから…。怖い怖い


ここで格言をひとつ

人間には不幸か、貧乏か、病気が必要だ。
でないと人間はすぐに思い上がる。

ツルゲーネフ ロシアの小説家


この3つははやとマンの場合ですが、人それぞれに心を穏やかにする事があると思います。

言いたいことはする内容ではなくて「覚悟を決める」ということです。


人間、肝がすわれば強くなるもんです。生に必死にもがくのはもちろん大事です。
しかし、手術前は生にしがみつくのではなく「死を覚悟する」

死を意識して生き残れた際は、後悔のない人生をまっとうする

これがわたしが経験から得た教訓です。


ちなみに手術後の様子は⇩
【実録】陶板浴はガンの効果あるのか?170日の真実!


あ、やべっ 3分過ぎてる (+_+)

今日はこの辺でサヨナラ~  シュワッチ


みなさんのサポートで元気を頂き、さらに執筆パワーが出てきます。頑張りまシュワッチ