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#18 私がマレーシア移住を迷ってる理由 〜クアラルンプール編①〜

「なにこれ、ドバイみたい」

はじめてクアラルンプールを訪れた時の私の感想です。


今までマレーシアと聞いても、ツインタワーが有名な東南アジアの一都市くらいの印象しかありませんでした。

けれどペナンからバタワース(大陸の都市)に船で渡って、新幹線に乗った時点で思いました。

「ん?この新幹線、日本より快適じゃない?」

冷房の効いた新幹線内は、まるで東京から大阪行きの新幹線に乗っているような車内の清潔さです。

もちろん窓からみえる光景は生い茂った草や木ばかり。たまにポツポツと工場や民家があるくらいですが、そこは日本の田舎も大差ありません。

ここでまず、マレーシア=発展途上国という教科書で習ったテンプレが覆されました。

これまでベトナムも中国も訪れているはずなのに、私の頭にはまだ扉がなくてボロボロのミャンマーの列車(失礼)のようなイメージがこびりついていたのです。


ペナンからおよそ5時間の道のりを経て到着したKLセントラル。(KL=クアラルンプール)

広々としたゲートを抜けて手配したGrabに乗り込み、高速道路に乗ったときの感想が最初のひとことです。

「なにこれ、ドバイみたい」

ドバイには数年前にトランジットで立ち寄ったとき車の中から観光した程度の印象しかないので、本当にドバイの風景に似ているかという疑問はさておき。そのくらいの『大都会』という印象をもちました。

ハイウェイがぐるぐる張りめぐらされていて、まるで障害物のように多種多様なデザインの高層タワーが乱立しています。

その中でも一番有名なのがシンボル・ペトロナスツインタワー。

ツインタワーの高さは451mありますが、パッと見て負けないくらい高いビルやコンドミニアムはたくさんあるように感じました。

車中からみた工事の様子も圧巻です。「まだまだ建てるぞ」と言わんばかりの重機類。

近年は高級すぎるコンドミニアムの乱立を防ぐ決まりができたりしているようですが「東京なんて大したことないじゃん」と思うほど。クアラルンプールは街全体が西新宿みたいな感じ。(都庁のある部分)

入り組んだ高速道路と下を歩いている人に全く配慮していない街並みが面白くて、思わず車の中でSF小説のアイデアを書きなぐりました。


さて、そんなクアラルンプールでの生活の醍醐味といえばやはり高級コンドミニアムです。

高級といっても値段はピンキリ。エリアにもよりますがひと月辺り6〜10万円で借りられるので東京のワンルームと同じくらい。

クアラルンプールは他の都市と同じく、ある程度まとまった生活圏がエリアとして形成されています。

KLの中心・ブキッビンタン。

日本人が多く住むモントキアラ。

ツインタワー周辺のKLCC(クアラルンプール・シティ・センター)。

それぞれに特色あるエリアが集まり、クアラルンプールという都会を形成しています。

私が滞在した場所は大使館などが多いエリアでした。

もちろん住んでいる多くが外国人。

マレーシア人の平均月収は約5,000~6,000リンギット(12〜15万円)と言われていますので、確かに普通の感覚からしたらコンドミニアムは高いです。

クアラルンプールのコンドミニアムはめちゃくちゃ居心地の良い場所でした。

滞在中に本気で買おうと思って物件を探した、そのくらいのレベルです。

どのくらい居心地がよかったかについてはブログで詳しく紹介しています。

クアラルンプールの1ヶ月の家賃は?超快適なコンドミニアムの魅力を紹介します


マレーシアには近年たくさんの企業が集まっていて、大企業ばかりでなく中小企業の系列店も世界中から出店しています。

一番わかりやすいのが美容系。クアラルンプールには日系の美容室が"選べるほど"ありました。

表参道でやっているお店がマレーシアに出店していたり、著名人でいうとGACKTさんの美容店も。(KLに家があるのは有名な話です)

クアラルンプールの”日系じゃない”美容室に行ってみました【体験記】

食に関しても多宗教・多民族の生活様式を反映して、さまざまなレストランが出店しています。

本格イタリアンやスペイン料理、ベトナム料理、本格的な和食。

GoogleMapに食べたいものを入力すればすぐに見つかります。

コンドミニアムの低階層にショッピングモールが併設されていたり、デリバリーも日本より早くて安くてバリエーション豊富。クアラルンプール超便利!

正直、東京で生活するよりも圧倒的に利便性が高いなと感じました。

続く…

関連リンク

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数ヶ月ずつ滞在して「どの国に住みたいか」を考える自由研究をしているフリーランスの考察・感想です。このnoteは移住計画の頭の中を綴っています。よろしくお願いします。