さて、どこで暮らす?人生を変えるプチ移住計画

2020年9月30日 19:23

前回までのお話☟

さて、自分にとって居心地のいい国のエビデンスが揃ってきたのでいよいよ海外移住します。

本当はあと2〜3年いろんな国で暮らして、行きたいところを行き尽くしてから引っ越しを決めようと思っていました。

ただ2020年はコロナの影響で海外への渡航がむずかしくなったこと。あと数年は気軽な移動ができなくなるだろうという考えから、まずは1〜2年プチ移住をしてみることにしました。

そもそも初めから一度で自分に合う国が見つかるとは思っていません。

日本国内でも、田舎や沖縄の離島に引っ越した人が思わぬギャップに移住を断念することは往々にしてあります。

住むところを変えるということは、その社会に馴染めるかということ。すんなり上手くいくはずがないと思っています。

さて、どこに移住する?

今回移住候補としたのは、上海・台湾・シンガポールの3都市です。

シンガポールは2019年の冬に訪れてとても気に入ったので2020年は3ヶ月暮らして予行練習をする予定でした。

上海、台湾にも何度か行ったことがあって、とても住みやすそうだなと思っていた都市です。

これまでヨーロッパに行くことが多かったので、ブログやツイッターを見てくださる方は意外に思われたかもしれません。

実はコロナ前の最有力候補はフランスとオランダでした。

今回欧州への移住を辞めたのは、今後数年間は世界情勢が落ち着かないだろうという予想と、日本⇆欧州の移住にはもっと準備が必要だと思ったからです。

私の語学力は英語中レベル、中国語初級、フランス語初級です。

もし欧州に行くなら北欧とイギリス以外は現地の言葉を覚えていかなくてはなりませんが、フランス語とオランダ語を現地で仕事ができるまでにスキルアップさせるのは大変です。(オランダ語はそこまでなくてもいけるけど)

ビザ取得の問題もありますし、半年そこらの準備でポンっと行ける国々ではないと思いました。

上海・台湾・シンガポールであれば、英語と中国語があれば事足ります。

台湾は日本語ができる人も多いですし、学べる環境も、仕事の引き手も欧州以上にあります。

また、移住はしてもこれまでの旅暮らし(数週間〜数ヶ月ずつ暮らす)はあと数年続けていこうと思っています。

日本からでるのがいちばんお金がかかるので、シンガポールや上海に住めば他の国にも行きやすいです。ハブ空港としてとても優秀なので。

①まずは海外に引っ越すという経験を一通り経験すること

②さらに海外で現地に定住という経験をすること

これが3都市を候補に上げた理由ですね。本番への予行練習のようなイメージです。（そのまま住み着いたらその時はその時）

というわけで2020年の残りは中国語に力を入れつつ、移住の準備をすることにしました。

①職探し

まずは職探しです。
海外で食べていけるフリーランス収入はありますが、3ヶ月以上のビザを手っ取り早くゲットするなら現地にある企業に就職するのがいちばんです。

できれば日本の映像会社の海外支部。
なければ現地の映像会社で外国人を採用しているところ。

映像・IT系の小さな企業をピックアップするところから始めました。

なぜ小さな企業かというと、フリーランスとしての仕事も続けたいからです。

できれば契約社員もしくは半社員で、週2〜3日だけの勤務形態が理想。パラレルワークというやつです。

この業界はあまり複業やかけもちに抵抗感がないので探しやすいとは思っています。

②家探し

これは①がクリアすれば自然と解消されます。

すでに現地にいる社員さんにコンタクトを取ることもできますし、上手く行けば会社で用意してくれる可能性も。

そうでなくても家賃が高騰しているスウェーデン等と違って、台湾や上海なら日本人もたくさんいますし、ルームシェアも常に募集されています。短期用のアパートもすでにいくつか目をつけています。

むしろ働きはじめてしばらくはシェアハウスやホテルで暮らして、現地に行ってからゆっくり探すのもありだなと思いました。

日本の拠点として福岡に家を借りていますが、家具はほぼなしのノマド生活なので、ベッドを処分してきれいにすれば退去おわりです。

このために荷物を増やさなかったといっても過言ではありません。

2020年はぼんやり考えていたこれから数年の計画を大きく変更することにしました。

この数ヶ月は「行きたいところに行けない」というもどかしさもありましたが、これまでを振り返るいい機会になったので結果オーライです。

30日間の短期集中連載はこれで一旦おしまいです。

次回の自由研究の結果がでた頃にまたお会いしましょう。