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海外移住計画の頭の中

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「一生ここで暮らしたい」と思う場所を求めて遊牧するフリーランスの各国に対する勝手な感想・考察。根底には愛があります。
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#ロンドン

#4 ロンドンで暮らしてみた感想〜ロンドンは都会編〜

私がロンドンに移住しなかった理由は『ロンドンでやりたいことがなかった』からです。 前回書いたように、ロンドンで出会う若者はとにかく夢や目標をもっていました。ヨーロッパ中どころか世界中から意識高い系の人が集まってくるような、そんな場所です。 しかし目的のない人にとってはただの都会。 数年間暮らした東京となにも変わりません。 ベルリンのように名物のビールや肉製品がスーパーに並んでいるわけでもないし、パリのように毎日でも通いたい美術館があるわけでもないし、北欧のように過ごす

#3 ロンドンで暮らしてみた感想〜ロンドンで会った人々編〜

今回はロンドンで会った人々の話。 ロンドンに住んでいる人達についてあまり人懐こいイメージはありません。 南の国の人は積極的に話しかけてくる印象ですが、ロンドンのパブで飲んでいてフレンドリーに話しかけられることなんて滅多にないです。(ナンパ目的くらい) 唯一ロンドナーが饒舌になるのがフットボールの試合のとき。 ある日駅から家までの道に通れないほど人が溢れており、端っこにいたおじさんに「What Happened?(なにごと?)」と聞くと、興奮気味にフットボールの試合のこ

#2 ロンドンで暮らしてみた感想〜学校編〜

フリーランスになって1週間後にロンドンに飛びました。その理由は3つあります。 ①ロンドンに興味があって移住候補の上位だったこと ②なんとなく英語力を補完しておきたかったこと ③EU圏とは別カウントでビザが取れること その中の②と③について簡単にご説明します。 ロンドンはアメリカやカナダと同様に英語留学にやってくる人がとても多いです。(特にヨーロッパ圏から) そのため語学学校がたくさんあって、1週間の短期から数ヶ月の長期までプランも選べるほどあります。 あらかじめ

#1 ロンドンで暮らしてみた感想

映画や小説の影響でロンドン=天気がわるいというイメージがありました。 霧の都という呼称やジャックザリッパーの小説などに影響されていましたが、実際暮らしてみると全然普通です。スペインや南イタリアと比べれば北にある分すこし暗いと感じるくらいでしょうか。 ほどよく晴れて、ほどよく雨が降る。 夏だからというのもあったかもしれません。 昔はクーラーいらずだったヨーロッパも、最近では月のうち数日は猛暑に見舞われることが多く、滞在していた2018年の夏も1週間くらい猛暑の日が続いてい