寝入る前に【スープを作りながらの雑記】 ver.2023.03.08
写真に残したスープ、というか豚汁はお昼には作って食べて、残りも夕ご飯に食べた。今は日付が変わる1時間前、あちこち身体を伸ばしながらスマホのフリック入力でこれを書いている。
この水曜更新・ひとり連載は、自分の制作のリズムを作り、誰かとちょびっとつながるために始めた。スープを作っている間はなぜか集中しやすい、というところから着想を得たのだけど、もう結構すらすら書けるな〜と思ってしまったが最後、今日はうんともすんとも書けなくなってしまった。そうして書けなくなるとぐるぐると「なぜ書くのか?」みたいに思い詰めてしまって、ますます気が重くなる。
そして、文章が書けないと感じる時は、絵も描けないようなのである。これは人によって違いがあるかもしれないけれど。この一週間でわたしの中のなにかしらのスキルが大幅に変化するとも考えにくいだろうし、主に自意識の問題だとも改めて思う。
連想して思い出したのは、少し前に見たTEDの動画のことだった。
この動画で話されていたことは、ここのところずっとわたしが英会話で悩んでいたことに勇気をくれた。
最も印象に残っているところをざっくり書くと、「外国語で完璧に話すということにフォーカスするのではなく、目の前の話、相手に伝えたいという思いにフォーカスしよう」といったところだ。
これが思い当たったのは、以前からよく話す外国人の友人との会話で、少し後悔していることがあったからだ。自信のなさから「わたし英語うまく使えなくて緊張しちゃう時があるんだよね」とうっかり話して、気を遣わせてしまったのだった。
この動画を見て自分の"英語力"のことだけを考えるのではなく、友人との会話を楽しもうと試みた。そうすると自分の「できなさ」にも素直になれて、気が楽になったから驚いた。
やっぱりこれも自意識の話なのだと思う。別に自意識そのものが悪いわけじゃないんだろう。でも、何かをやろうとするときに、そのもの自体より「人にどう思われるか?」ということに気が行き過ぎてしまうと、「やりたい」という気持ちはあっという間にしょんぼりしてしまう。文章だって、絵だって、英会話だって、ワクワクする気持ちはロウソクの火みたいなものだから、外からの風に吹かれすぎないように大切に守りたい。
「なぜそれをやるのか」が明快に答えられることは大事だと思うし、必要でもあると思う。けれど、つくづく思う。「うまく共有できない自分だけの感覚」として持っている部分を形にする作業は、繊細だ。
だから誰かといきなり対話するのではなくて、自分やそのもの(作品)と対話する、という順序を守りたい。
こんな感じの半ば勢いだけの投稿も、未来の自分が少し励まされるかもしれない。特に何かのためではない文章だから、自分が読んで楽しくなるように書きたいなあということが、今日思ったことのひとつ。ちょっとはできたかな?
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