自分が出したものをいつかは自分自身が受け取る法、徹底

※本ブログは3度繰り返して読んでいただくと情報が有益なレベルにまで浸透します。

自分自身の思考・感情・肉体がそれぞれどんなものを発しているのか、これを理解して〈理想的な発し方〉に意図的に作り替えていくこと。これこそが人間の日常生活を求道的な形に結晶化させていくものだ。

他人は自分の鏡である、とは非常に古くから言われており、その象徴として神社の中央には必ず鏡が置かれている。自分自身に対しての理解の深度を深めていくとその根底には感謝しかないことに気がつく。なぜなら全ての他人は私が何者であって何者でないのか、を極めて正確に映し出していたことに気がつくからだ。

両親や夫婦間、恋人間、会社の同僚などの全てが自分自身がどんな存在なのかの鏡である、と言うのが最も基本的な宇宙法則である。そして他人を変えようとせずに自分自身に対して絶えず深く深くアプローチしようとしていけば必ず人は他人にも自分にもその本質に神性を見出すようになる。すると自然に合掌したくなるものだ。

本来の信仰とはこのような流れの中で宗教とは全く別の形で自然と発生してくるものである。世の中で生きていくことが不安な人は自分の中にある不安の種を他者や特定の地域に投影する。それが無い人にとってこの世の中はただ素晴らしい世界だ。

自分が観察している対象が安全か危険か、楽しいか、苦しいか、そう言った尺度は誰でもある程度は蓄積してきた知識や経験によって察することができる。しかし、より根本的に観察すべきは〈その観察の仕方そのものを観察する〉と言うことだ。

なぜ私は危険だと感じたのか？私は何を危険だと感じているのか？私はいつから自分の中に危険という意味をはっきりと意識するようになったのか、そのきっかけとなる事象はなんで、その以前の私だったらこの状況を危険だと認識するだろうか？などである。

私たちは自分が発しているものに自覚的になる必要がある。自覚性を高める必要がある。それはさらに別の表現を用いれば、私たちは自分が世の中に対してどのように観察しているのかをよく検証する必要があるということだ。

そうしてその観察や洞察と言った種類のまなざしの一切が最終的に透徹された状態に至った時、世の中は、社会は、人間関係は、両親、伴侶、友人たちはあなた自身から発せられた波動に呼応する形で透明で安全性の高い関係へと昇華していくことになる。

誰しもが無意識に無作為に、外界に対して発しているある種の考え方や動作があり、それをはっきりと自覚するには時には数十年とかかることになる。しかし例えその発見に長い年月がかかろうともそれは「汝自身を知れ」という観点からいって人の人生の中で最も価値のあるものだ。

しかし私は願わくばこの〈観察自体を観察する〉というスタンスに多くの人が目覚めることで世界全体がより透明化していくことを望む。

自分が発するものを清く明るいものへ変容させていくことは最も安全で楽しい道のりである。

-日常統合化メソッド-

【開催日時】
第11回 「日常統合化メソッド」体験セミナー
【日時】2019年11月21（木）19:00〜19:45
【場所】渋谷ヒカリエ8階クリエイティブラウンジMOV
150-0002 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階

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