知識や経験はそのままでは今後の役には立たない

※本ブログは3度繰り返して読んでいただくと情報が有益なレベルにまで浸透します。

知識や経験を今後に活かすにはどうすれば良いのかというと、それはそれらを一度全てエッセンス化する必要があるということだ。このエッセンス化というのは経験の中に含まれれいる膨大な情報の中から法則性や普遍性、傾向を抽出していく作業のことだ。

経験がそのまま次の人生の展開で役に立たないのは、その経験がまだゴツゴツした未消化の形のまま残っている状態で、そのような状態で何十年も生きている人をしょっちゅう見かける。すると、その人は経験を経験則としての色眼鏡にして用いることになるのでエッセンス化するどころか経験によってますます命が重くなっていくことを意味するのである。

端的に経験を肥やしにするためには、経験自体を喰いつくせるだけの消化力が必要でそうして消化することができるからこそエッセンスとして自分の中で有効活用できるレベルにまで情報を“昇華”できるのである。

ではどうすればこれまでの経験をそのようにエッセンス化することができるようになるのかといえば、それは当然瞑想とデトックスによってである。この場合の瞑想とは経験、体験によって一度ざわついている意識を再び落ち着かせる意味でのシンプルなもので良い。ただ雑念が湧いていようと外界からの情報を遮断して静かになることが大切だ。デトックスとは情報を遮断したあとで面白かったり、辛かったりした感情を味わい直し、そのそれぞれの感情から粗さを除いていく作業のことだ。

特に新しい経験、例えば今回の私の例で言えばスコットランドだが、自分にとって未知の領域に進んでいくことは常に一定の恐れや不安とドキドキが入り混じった形で丸ごとやってくる。その大量の感情の起伏は旅行中には処理しきれないので、とりあえず保留にしておき、必要以上に負のスパイラルに入りすぎないようにマネジメントしておくだけで良い。

しかし、それがひと段落したのなら、それからはじっくりとあの日、あの時、どんなことを感じたのか、を振り返りながら味わい直していくという作業をしていくとその作業によって１つの経験から得られる印象は2倍にも3倍にもなる。するとどうだろう、１つの経験でもその印象の増大によって相対的にエッセンスとして抽出できる本質的、法則的な情報の量も上がっているのである。

この作業は1週間の単位でもできるし、1年間の単位でもやったほうが良い。そうして〈自分の経験を毎回落とし込む〉ということを意識的にできるシステムを自分の中に構築してしまえば、あとは勝手に１つ１つの経験は自分を推進させてくれるだけのもの以下のものには成り得なくなる。

経験はそのままでは話のネタにはなるが使い物にならない。それを真の意味で人生で使い物にするためには瞑想によってエッセンス化していくことが必須なのだ。人生に無駄な経験は１つもないが、逆説的に無駄を削ぎ落とすことができるかが鍵となっていく。

【講師】
株式会社サイレントキングダム代表　新妻正幸

【体験セミナー内容】
・日常統合化メソッドの概要の説明
・メソッドが目指す方向性「分岐点・人生の伏線回収」について
・視点・印象・相互関係についての解説
・スライドショー
・プチ瞑想
・質疑応答

【募集期間】
定員になり次第締切

【定員】
残席 9名
※チームや団体での参加をご希望の方は代表者1〜2名でお申込みください。


【開催日時】
第7回 「日常統合化メソッド」体験セミナー
【日時】2019年8月28日（水）19:00〜19:45
【場所】渋谷ヒカリエ8階MOV
残席　9名

第8回 「日常統合化メソッド」体験セミナー
【日時】2019年9月25日（水）19:00〜19:45
【場所】渋谷ヒカリエ8階MOV

リンク先フォームよりお申込みください。お好きな日程を選んで頂けます。

【開催場所】
150-0002 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階
渋谷ヒカリエ8階クリエイティブラウンジMov

【受講費】
１名 / ¥3,600

【お問い合わせ】
info@skgdm.jp　まで

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