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人は余韻によってのみ真に成長できる。

※本ブログは3度繰り返して読んでいただくと情報が有益なレベルにまで浸透します。

映画や音楽、デートそして仕事と、人は一つのことに従事してそれを終えたときに余韻を纏って次の世界にシフトしていく。

実働としての映画観賞や仕事の時間はこの場合〈陰陽の陽〉であり、その後に残っている余韻は〈陰陽の陰〉である。

この〈陰陽の陰〉について、「わたしはさっきまで従事していたことからどんな余韻を受け取っているか」ということを実感しておくことはとても大切なことである。その余韻は心地よいのか、ドッと疲れを感じるものか、凹んでいたはずの自分が膨らんでいるのか、など余韻には様々な種類があるがこれを十分に体感として感じ切っておくということだ。

それがなぜかといえば、陰は陽を求め、陽は陰を求めることがシンプルな宇宙原理だからである。この原理をもう少しだけ展開してみると〈陰→陽→陰→陽→陰→陽〉という順番によって宇宙は成り立っていることがわかってくる。そしてこのサイクルの中で良質の仕事やデートは、その後に良質の余韻を生み、この良質な余韻を纏っている人はまた次の良質な活動(実働)に従事しやすくなるのだ。エネルギーが徐々に増加していく作用を作り出すことができるというカラクリだ。

この陰陽のリズム感において、例えば仕事術や恋愛ハウツーは巷にあふれているのでそれらを参照して貰えば良いと思う。私がその上で伝えたいことは日常生活とはビジネスも恋愛も、食器洗いも、トイレ掃除も、資金繰りもすべてひっくるめたものであるということ。

であるからして、自分がその瞬間、従事している物事AとBとCといった各種の物事それ自体ではなく、境目として響いている余韻こそが、全体を通した時に見たクオリティに大きく関わってくるまさに陰なる影響力である、ということである。

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この〈余韻をしっかりと感じ切っていく〉ことは別の言い回しで「スペースを作る」と表現することもある。キチキチに物事を詰め込まずに仮にとても忙しくとも、30秒でも〈余韻〉にフォーカスしてみることを忘れずに静かなスタンスを確保しようとすることである。

最終的に、人が真の意味で成長や進化という概念を為すことができるようになるためには、この余韻の世界観を十分に理解してそれをたっぷりとハートに吸収させることが重要になってくる。

ハートは聖なる空間が故に、実働としての具体的であったり、ビビットな荒い周波数帯は入り込むことができない領域である。しかし、ここに人間が真に啓いていくポイントがある。

これはあなたが“日頃から大切に思い、従事している事柄”を尊重しながらも、時たまそこから離れることで、純化された余韻だけを吸収するという〈影の実時間〉こそが重要になるという意味だ。

皆さんもこれまでの人生の中で素晴らしい余韻を味わったことがあるだろう。その時のような味わいを大切にする時間を徐々に増やしていけば良いのだ。
 


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