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2回目からはもう死んでいる

※本ブログは3度繰り返して読んでいただくと情報が有益なレベルにまで浸透します。

“一度上手くできたことを繰り返し成功させられるようにしようとする”その考えこそが自分を退化させる発想である。アイディアが一番活性化しているのはそれを閃いた瞬間であって、それは上から降りて来ているエネルギーの高い情報体である。それは海から釣り上げた魚のようにまだ“アイディアとして生きている”のである。

だから自分の企画や計画が上手くいくか、いかないか、という観点でものを考えるときに大切なのはその発想自体の鮮度ということである。そこに前例があるか、ないか、という観点を持ち込むことはそもそもが無意味なことである。過去に上手くいったことのあるモデルをどこからか引っ張って来てそれを自分も使ってみようと思うこと、その考え方からスタートさせようと思うことがそもそも死んでいるということだ。

ロールモデルは無くて良いのだ。むしろそういったものを完璧に消し去ることができるか否かの方が絶対的に重要である。人は誰でも、特に若い頃は多くの先人に憧れるものである。そしてその先輩方から多くの生き方、在り方、働き方を学ぶ。これはもちろんOK。だがしかし、その学びはあくまで自分の道を自分で切り開くための素材、栄養素として咀嚼しきることがポイントだ。

自分の理想の中に、特定の他者の姿があまりに強く固定化されすぎていると、ある状況に差し掛かったとき、必ずその自分が憧れた人物のスタイルを真似たくなる。俳優ならそれで良いが、人生はあくまで自分の意識のハイヤーな領域が自分の日常に降りてくるように構造化されている必要がある。そこに他のモデルがあると、その部分だけは自分にとってのマッチングが完全でなくなる。これが結果的に全体性に歪みを与えることになるのだ。だからできるだけこれまで聞いたことのないライン取りをすることが大切なのだ。そうして不確定な状況下でこれまでの経験則に頼らないその場での発想・降りて来たアイディアを適用しながら進んでいくことができる意識の速度・柔軟性を獲得しよう。

“なぞる”のではなく、あくまで新しい道を引いていくのだ。そのために先人の軌跡はその後をなぞるのでなく、確実に噛み砕き、咀嚼し、自分の意識の中で自在に扱えるレベルにまで落とし込んでおこう。人の意識にロールモデルはいらないし、自分が誰かのモデルになる必要もない。むしろ誰のモデルにも、参考にもならないように、それくらいの方が宇宙そのものが喜ぶだろう。

あるレベルを超えると、オリジナルの世界観同士は相互に活性化・共鳴し合うだけの適切なポジションを獲得する。そのステージになった人々は自分軸という状態を真の意味で理解し、その理解によってますます己だけの道を踏み締めていくことができるようになるのだ。


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