【ブランド獲得の第一歩】セルフブランディング/自己発信とは?重要性、目標設定、始め方【V.3】
セルフブランディング(自己発信)とは、自分自身や自社の思いや意志を発信し、ブランドを作ることです。
ブランドとは「製品とストーリーが理解・共感され、ものを正しく高く売れる状態」です
うまくいくと、社や活動の効率化がされ、販促や採用などに効果が出始めます。
デジタル時代となり、発信手法も増え、ビジネスを含むあらゆる活動にとって重要性も影響力も爆発的に高まっています。
ですが、自己発信は簡単ではありません。
上手な人は、他の人と同じような情報を発信しているにもかかわらず、人々の共感を呼び、インフルエンサーとして生計を立てることも可能です。
自分で集客できれば、もののこれまでの価格・評価を飛び越え、店舗を持たなくても売上を得ることもできます。
ブランド力 > 商品力
とも言える恐ろしい時代です。
つまり日本人の美徳とも言える
『一度使ってもらえればわかる』
『いつか誰か見てくれているはず』
は危険な時代ともいえ、まずい状態です。
だからこそ
真面目な会社・人ほど、情報発信でも勝ち、良い商品を広げるべきだと考えます
中小、スタートアップ、個人も含め、デジタルの自己発信は必ず勝ち目はあります。
なぜなら今は表現されていない、知識や情熱があるからです。
今の商売や製品にこだわる理由
どの様に始めたのか?
しかも、地方で、スタートアップで、リスクをとって?
これらの中には決して合理的な理由ばかりではないと思います。
だからこそ、
合理性では敵わないはずの大企業にも自己発信でなら、逆転の余地がある
のです。
AIが溢れても、世界はまだ人の心で動かされています。商品を買うのは機械でなく、心ある人です。
自分だけの『あえての、あなたの理由』を自己発信しましょう。
デジタル時代前は、ブランド力を得るには大量の時間・カネがかかるのが一般的でした。
しかし、中小企業やスタートアップにおいては、デジタルを用いれば、投資以上のリターンは十分に見込めます。
私の周りでも短期間で多くの成功している人が出てきました。
器用な方は2ヶ月ぐらい。※当然苦戦する方もいます。
このときの成功とは、販促の自走、採用の倍率急増化などどのような業界でも可能性はあります。
ブランディングは成功するときまず効率が上がります。利益率、採用効率などです。
自己発信で何を得られる?
①創業前
●状態
会社やサービスがない状態。未来の社長が自分の情熱などを発信する。特に立場などに縛られず非常に個性的、生っぽい意見で他社との違いをブランドとして積み上げていく。
●得ること
・コミュニケーション能力を得る
※役職の高い人ほど眼から鱗が落ちます。
タイミング、言い方などにより反応は桁違いに変わることを理解し自分で行えるようになる。
・会社やサービスがなくても、個人としてファンの獲得する
②創業期
●状態
会社や製品・サービスをつくるが広げるお金やリソースはない状態。
しかし、創業者の意志に寄り添う理解者・ファンが広がっており、製品・サービスのニーズなどを確かめることができる。
●得ること
・自社サービスなどが人々に求められているかの意見の収集(PMF)
・初動の非効率なプロモやマーケの効率化
=お金のない時期に無用な借り入れやリスクを減らせる。
③拡大期(調達前後):
●状態
製品やサービスに顧客がいて好評な状態。ただ、人や金が十分でなく、速度が出なず、後続や類似ビジネスの出現にピリピリ
●得ること
・加速度的製品の普及への貢献
・人材採用などの効率化
など
何をやるのか?→セルフブランディング
でも、どう始める?
コストが限られている中小企業やスタートアップにおいてセルフブランディングは、強大な力になります。しかし目標を定めないとうまくいきません。
目標派シンプルです。
「知る人ぞ知る存在」になろう!それは、フォロワー数は追わない。反応率=情報の濃さを見る!です
フォロワー数は、器であり、でかいことに意味はありません。1000以下で十分です。
ただし、反応率を8%以上が反応してくれる状態を目指す必要があります。
どうでしょう?いけそうな気はしませんか?
みなさんがマニアックに追求していることをブレずに発信し続ければいいのです。世界に何が起こっても来にする必要はありません。
ただ、あなたが情熱を燃やすこと例えば、伝統工芸、歴史、旅、料理、人材育成、珍しい動物、虫などなんでもそのことだけに集中すればいいのです。
ニッチで、誰も知られていない、けど情熱や専門性は世界でも戦えるはず。そう思っている人のための目標がまさにこれです。
自分が自分の領域で言えること、自分こそが発信できることを情熱を持って続ける。
困った時はこれ!だれでも当てはめられる共通目標!
●SNSフォロワー数:1000以下=気にしない
※X, instagram, tiktok, noteなど媒体はどれでも良いです。
重要なのは、ターゲットのことだけ考えるのではなく、自分が続けられるものあっているものを探す視点も大事にしましょう。
余裕があれば、ユーザーに求められてるものに注力しましょう
●投稿に対する反応率 8%
※フォロワーの8%ぐらいがイイねなどの行動をしてくれる状態
これはとても難しいので、とにかく誰かは反応してくれる状態を目指しましょう
セルフブランディングを始めるために。重要な15のこと
最も重要なこと。それは、
とにかく、やってみないと何も始まらないということ!
メチャクチャなようですが、このとおりなので信じてもらって大丈夫だと思います。
質は初動は気にせずに、個人情報や自分の写真を使うかなど安全性をまずは考えて、すぐに行動に移しましょう!
下記は、中小企業・スタートアップに向けての部分もありますが、重要なことを14個にまとめましたので参考にしてみてください。
【1】目標は、知る人ぞ知る会社・人・商品(ナノインフルエンサー)
※フォロワー1000以下 / 反応率8%
【2】社長や経営陣が自ら絶対にやる。
経験上、これがないと8割は成功率が下がります。
※世間の反応や周囲をよく観察し、文体・タイミングなどのコミュニケーションを学ぶ。社長、経営陣の言葉は社員やお客様に届いていますか?自分の好きな難しい言葉は使っていませんか?その解決方法は観察だけですぐ見つけられるはずです。
【3】全てのSNSアイコン(写真やイラスト)は統一する。
浸透するまでころころ変えない。顔、名前のわからない人の商品って怖いですよね?実写なら顔がしっかり見える。正体がわかるものに。イラストなら会社や人のキャラクターにあったものに。
【4】SNSアイコンは個性・特徴があるものに。
ユニフォームがあるなら仕事着を着たものや、特徴的な髪型やポーズなどがあるならそういうもので良いと思います。さかなクンなんかは本当にすごくわかりやすいですね!
何もなければ、しっかりと顔がわかる写真や個性を反映したイラストに。
【5】全てのSNSの名前・ハンドルネームは統一
世間はあなたにまだ興味がありません。だから統一しないとそもそも認識しにくいです。可能であれば、ひらがな、カタカナ 4-5文字。
【6】全てのSNSの名前・ハンドルネームの横に短文自己紹介を入れる
例:石坂 ブランドデザイナー ← やっていることや情熱を持っていることを短く。会社名、商品名は世界的大企業じゃないと興味を持ってもらえませんから名乗るのは文字数の無駄です。
加えて、名前と短文自己紹介で14文字を超えるハンドルネームはNGです。
【7】最初はSNSのターゲットなどを気にせずやりたいものやれそうなものをがむしゃらにやる。
SNSは、見てくれる人のために発信するものです。ですが、自分が続けられないと意味がありません。自分のやれるものも探しましょう!
【8】最低でもSNSは日本産と外国産の各1つ(合計2つ)はやる
※国産は、規模は小さいが、運営が丁寧。外国産は、規模は大きいが、問い合わせなどが難しいことも多いためです。せっかくの発信力を得てもある日なくなってしまったら困りますよね。
だから安定感と発信力の大きさのバランスを2つ以上やって保つのです。情報はそれほど変える必要ありません。
石坂はXとnote。
【9】その他の発信場・SNSは3〜4つに同じ情報を流してみる。
※石坂は、X, noteをメインとしてfacebook, eight, linkedinなども大切にしています。
【10】同じことをしても伸びる人と伸びない人がいるのでクヨクヨしない。とにかく楽しく更新することが強い
【11】1年は続ける覚悟。事業開始より前に始めてると尚可
【12】買うタイプのフォロワー獲得は無意味
【13】時事問題は自分の専門と絡まないなら取り扱わない
※芸能、世界情勢、天気などあなたが専門でないものを無作為に取り入れない。あなただけが言える情熱、専門知識こそが、多くはないけど熱いフォロワーさんを作る秘訣です。
【14】なるべくリアルに出来事を文章にする。
これはテクニックです。でも、大きな差が出ます。会社で起こった些細なことでも、個人が特定されないレベルでしっかりと書くことで他の人は共感をしてくれます。
【15】自己発信を仕事として取り組む。
最重要項目の一つです。仕事としてやらないと本気になれず成果も出にくいです。私の場合、noteを趣味で1年、しっかり仕事と捉え1年やった結果伸びる速度は、4倍程度変わりました。
これをある程度でもやることができれば、
何を得られているか、
学べているか、
確実に体感を得ることはできます。
真面目な会社ほど、
製品がしっかりしている会社ほど、
やるべきであると思います。
今回はここまでです。