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春キャベツはタジン鍋で、キャベツ様

買ってよかったものと言ったらタジン鍋である。昔はビタクラフトでやっていたが、15年くらい前にタジン鍋を買ってからこれである。

キャベツと豚肉と塩コショウである。春キャベツがで始めたら一番のごちそうである。

大事なことは、一切「水」を入れないことである。全てキャベツの水分で肉を蒸し上げるのだ。

ダンダンにキャベツを入れて重ねていく。
思い切り乗せたら、蓋をしてじっくり弱火で15分くらいであろうか。調理途中では蒸気が漏れるとか気にしないで開けてみていい。火が強いと一番底が焦げるので注意したほうがいい。
ポン酢で食らうがよろし。

今日は妻がパートの日なので弁当を作り、夜遅くに帰る前にタジン鍋を作った。健気な住み込みの下男である。

ゴールデンカムイの無料配信を見ながら一杯やっておった。コミックスの方はいよいよ物語の終盤である。素晴らしい。
〆にラーメン食っちまった。

アケビに花がついている。
新芽が伸びている。庭のそこら中にあけびは根を伸ばしている。あたかも脳から身体全体の神経が伸びているがごときである。
アケビは土の中を伸びて、高く伸びる木の根を見つけると這い上がり枝や幹に沿って葉を広げる。「蔦生つたせい」の植物は土の中を伸びながら「根から出る樹液」を感じて『好きな(生存に適した)木」の根」』を見つけるのだろうか。いつ、誰に習ったのか?土中のマイクロバイオームや梅につくアブラムシ、いずれも同じ「律」を持つ。もちろん「色香に迷う迷える子羊」も同じである。どうしてその匂いが気持ちいのであろうか?なんであんな物「舐めたりしゃぶったり」するのだろう?気持ちよさは誰に習うのだろうか?
庭の土の中には私たちが像蔵することができない広い世界が広がっている。
新芽の先はお浸しにすると良いと言うが、特に美味しいわけではない。春の味というのはそういうものだ。明日味噌汁に入れようかしら。

#春キャベツ
#タジン鍋
#アケビ


厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。