見出し画像

インシュレーターとは?〜インシュレーターで音はどう変わる?〜 [vol.120]

インシュレーター(Insulator)

スピーカーの設置面への振動を少なくさせ、音質アップさせるパーツのことをいいます。

言葉の意味は「絶縁体」や「孤立」などの意味があるように、振動をできるだけ伝えないという役割があります。

インシュレーター素材もさまざまで、それによって音質も少し影響してきます。

机の上など平面の場所に直接そのままスピーカーを置いてしまうと、振動が伝わってが逃げてしまったり、ぼやけたりします。
スピーカー専用スタンドに設置する方法もありますが、まずはお手軽なインシュレーターを試してみるのは良いことだと思います。

画像4

インシュレーターの効果

スピーカーの本来の「音楽を聴く」ことだけでいうと、設置面を含めその本来の音という考えもありますが、インシュレーターを使うことによってどう音質が変わるのか、知識として知ることはとても良いことです。

<平面においてしまうと>
音というのは空気が振動して伝わりますが、設置面が多いと振動がその面に伝わり、空気への振動が弱まってしまいます。
音もぼやけてしまい、特に低音は膨らんでしまいます。

<インシュレーターを使うと>
DTMのことを考えると、ミックスでは音がすっきりした方が作業しやすいので、僕はオススメします。
低音がとても聴きやすくなり、ベースの輪郭が分かりやすくなります。
振動の干渉がなくなり、広がりが出ます。
DTMの作業にはとても良い状況に変わります。

素材、形による音の違い

インシュレーター素材もさまざまで、音質が少し変わってきます。

<形>
立方体、円すい型、円柱型などがあります。
円すい型は接点が少ないため一番振動が伝わらない設計になっています。

<素材>
金属、木材、ゴム製、樹脂、黒檀などがあります。
金属系のものは明るい音質になり、木材は暖かい音質になります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『インシュレーター』をもっと詳しく知りたい方はこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?