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経済メディア「INITIAL」でSPACに関して取材頂きました

SPACについて【INITIAL】に取材頂き、条件付き賛成の立場でコメントさせて頂きました。

海外での失敗事例、投資家保護の観点を踏まえた改善は行いつつですが、

・資金調達がまだ容易ではない、ディープテックやハードウェアスタートアップなど先行投資が必要な研究開発型ベンチャーの資金調達の選択肢を増やす点

・最低2年はかかる上場準備期間において、成長投資やM&Aを絞ることで起きる機会損失をおさえる点

・発行体として納得感のある資金調達を実現できる点
etc.

を期待できるSPACは十分議論に値すると思います。

日本ではいかがわしい会社の上場手法というイメージが先行していますが、海外では直近GrabのSPAC上場のように、IPOも十分できる会社がSPACという選択肢を選び、そのSPACに多くの優良な投資家(ブラックロック、フィデリティ、T.Rowe Priceなど)が第三者割当増資の引受に応じるというように、SPACだから一概に良い悪いではなく、その内容次第で発行体、投資家から選別されるというステージに移っています。

まだSPACには課題も多いですが、SPAC議論を通じて、日本の産業力向上や、イノベーション実現に向けた研究開発型ベンチャーへの適切な資金供給や、投資家保護のあるべき姿など、日本の資本市場のあり方も議論していければと思っています。

ぜひ記事ご覧ください。


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上場ベンチャーの株式での資金調達と調達後の成長戦略の実行を支援することで、上場後のベンチャー企業が成長をさらに加速し、日本およびグローバルのトップ企業となることを支援しています。 モルガン・スタンレー証券(資本市場部、クレジットリスク管理部)/マイネット(CFO、副社長)出身