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コハタの本棚#1 「宇宙兄弟 今いる仲間でうまくいく チームの話」

最近インプット欲がすごいので、来年3月までに50冊本を読む(もちろん本を聴くも入れる)と決めた。50冊にした根拠は、年度末までの残り週はたしか35週くらいだったので『1冊/週+ちょっと背伸び』で50冊に設定。

そして、本を読むだけじゃなくて、どんな本を読んだのか、どんな知識を得たのか記録・ストックしていきたくてnoteで「コハタの本棚」と題して書くことにした。

さて、1冊目はチームのお話。

先月noteランニング部に参加したとき、西原さん「木幡くん8月1日の夜って空いてる?」と聞かれた。

「空いてますよ〜」と答えると「チームビルディングの勉強会をやるから、参加しない?」とお誘いしてもらい、僕も興味があったので参加することに。

その勉強会は、組織開発ファシリテーターの長尾彰さんの著書「宇宙兄弟 今いる仲間でうまくいく チームの話」を読みながら、チームビルディングについて学んでいくという内容。

この話をいただいた時に、興味を持ったのには理由があって、高校生の頃からマイプロジェクトを実践してきたり、NPOカタリバを始めPBL教育(Project Based Learning)を実践する人たちの近くにいると「チームビルディング」という言葉は頻繁に出てくるし、プロジェクトと名のつくものにおいてチームを作ることが大事というのはなんとなく理解してきたつもりだった。

一方で、自分自身チームを立ち上げるという経験はいくつかしてきたけど、上手くいかなかったり、誰かと一緒に動くことが向いてないんじゃないかと悩んだ時期もある。

そんなこともあり、行ってみたというところまでが理由のお話。

イベント後、数日間風邪で休んでいることもあり、その間に一気に読みすすめた。

僕が印象に残っていることはいくつかあるのだけど、序盤に出てくる『チームづくりを目的にしない』というのは、あたりまえのようでいてはまりがちなことだよなあと感じた。

そもそもチームというのは、大事ではあるけど、目的を達成するための手段。本の中では、良いチームを作ることだけに執着してしまうと、逆説的にトップダウンのチームになってしまうと書いてあった。

たしかに自分も、立ち上げた団体や組織を作っていく時に「なぜこの活動をやるのか」の前に、チームを作ることに執着しがちで、逆にビジョンが共有できず空中分解してしまうという経験を何度もしてきた。

その点でいうと、もう一つ印象に残ったのはチームの段階には4つのフェーズがあるらしく、最初はどのチームも受け身の状態から始まるのだそう。

本の中では図解されて、この4つのフェーズが紹介されているのだけど、たぶんこの話は大学1・2年生くらいの時に見たことがある気がする。けれども、今の今まですっかり忘れていた。

受け身の状態から始まり、試行錯誤があって、その末にメンバーが自発的になっていき良いチームになるのだという。僕の場合、いきなり良いチームを作ろうとして、理想と現実の差に悩み、かつ環境のせいにしてきたことが多々あった。

ちなみに、その壁を打ち破るためにポイントになるのが『心理的安全性』

今の自分においてもこの話はうなづくポイントが多くて、心理的安全性を担保してもらうだけではなくて、果たして自分自身が心理的安全性をもって動きやすくなるために努力しているのか?というのも自分に返ってきた。

自分から対話する場をお願いしてみたり、相手を理解しようとしたり。

そんなことを感じた。

正直、最初は「自分なんかがチームビルディングの勉強会行って、活かせることってあるだろうか…」と思いもしたけど、今の現状だからこそ読んでよかった。

今の立場の自分だからこそ、チームの中で能動的に動いていくためには何が必要かを知ることができたし、来年の春に自分が東北に戻ってアクションを起こす時にも必要にな知識だと思う。

ということで、今日はここまで。西原さん、読書会に誘っていただいてありがとうございました!

さて、来年の春までに何冊読める(&聴ける)だろうか。

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