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【ホビモ】高知県の四万十市にある拠点へ遊びに行きました

全国にある拠点に定額で住み放題ができる「ホビモ」というサービスを利用して、高知県の四万十市にある拠点へ遊びに行ったのでログを残しておきます。

「ホビモ」については以下の記事で詳細をご紹介しているので参考にしてみてください!

実はホビモを利用して初めて訪れる拠点がこの四万十市だったのですが、私の住んでいる愛媛県と同じ四国内ということで単純に決めました。ところが予想していた以上に最高の体験ができたのでそのあたりも詳しくご紹介しておきます。


※現在、ホビモのサービスは休止中です。参考資料としてお読みください

愛媛県松山市から四万十市へ

高知の拠点に行くと決めてから「ホビモ」の会員サイトで予約したあとに、どうやって行くかを調べてみました。

今回も夫婦2人で出かけるのですが、私たちは「歩き」と「電車」を使った旅が好きなのでジョルダンやNAVITIMEなどを駆使して路線情報を確認していきます。

最終的には、予讃線「宇和島駅」→予土線「若井駅」→土佐くろしお鉄道中村線「中村駅」まで目指すという流れで拠点の最寄り駅まで行けることが分かりました。

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それなりに長い道のりなのですが、宇和島駅からの路線が1日に数本くらいなので乗換に2時間待ちとか普通にあって体感的には予想している以上に長い道のりに感じるのはご愛嬌。。(だいたい8〜9時間ほど)


ただし、電車旅が面白いのはゆっくりコトコト移動しながら景色を楽しむだけでなく、ユニークな車両や駅に出会うところだと思ってます。

今回はまったく知らなかったのですが、宇和島駅から乗車できる「しまんトロッコ」という車両に乗ることができました。

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2両編成の列車なのですが、そのうちの1車両がトロッコ風の乗り物になっているのが大きな特徴です。

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「しまんトロッコ」の走る区間が、ちょうど四万十川の大きな流れに沿って走るダイナミックな場所なので面白い体験ができると思います。


また、途中で「若井」という駅で乗り換えて、目的地となる拠点の最寄り駅を目指すのですが、ご覧のようになーんにも無い駅だったりします。

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しかも列車の本数が少ないので、この場所で1〜2時間待ちとかになるわけです。普通なら途方に暮れるような駅なのですが、私たち夫婦は山菜採集が得意なので近くをブラブラと散歩しながら三つ葉やスベリヒユなどを採って時間を潰しました。。(駅の出入りは自由です)


ちなみにこの駅はトイレが無いのですが、歩いて5分くらいのところにキレイな施設と一緒に公衆トイレがあります。一応、駅の掲示板にも案内はあるのですが、初めて来た人にはさっぱり分からない感じで書いてあります。

トイレ周辺の施設がGoogleマップにも表示されないので、地図で場所を紹介しておきます。

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駅をグルっと裏側から歩いていき、1本道をそのまま進んでいくとトイレのある施設が見えてきます。ちょっとした公園も併設されているので、ここでお弁当なども食べれそうな感じでした。


そして、なんだかんだでようやく「中村駅」に到着です。

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実は最寄り駅と言っても、ホビモの拠点がある場所はここから10kmくらい先にあります。夫婦でウォーキングするときは普通に10kmくらいは歩いているので、このまま徒歩で向かおうかと思ったのですが、乗り合いバスが発着しているとの情報を得たので初めて訪れる場所ということもあり試しに乗ってみました。

ただし、バスと言ってもごく普通のハイエースで、しかも月・水・木しか運行してなくて1日に3便しかないという感じなので、タイミングが合わなければなかなか乗れないと思います。(今回はたまたま間に合いました)

参考リンク:https://www.city.shimanto.lg.jp/life/menu/road/rail_bus.html
(上記リンクの有岡線になります。降車駅は「岡の前」)


拠点に到着!

拠点の近くまで来たら「家守(やもり)」と呼ばれる管理人さんに連絡をして案内をしてもらいます。

高知の拠点は大きな1軒屋がそのまま利用できるのが魅力です。

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私たちが宿泊するお部屋がこちら。

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まるで旅館に来たようなオシャレな雰囲気があります。


共有スペースとして大きなリビングとキッチンも利用できるように開放されているのでとても便利!

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リビングには仕事がしやすい大きなテーブルや、マンガなどが読める本棚が設置されています。

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今回は5日間の滞在だったのですが、運良く私たち以外の滞在者がいなかったのでほぼ1軒屋が貸切り状態でした。

拠点内の写真はホビモの公式サイトにたくさん掲載されているので合わせて参考にしてみてください。

参考リンク:https://yoyaku.hobimo.life/apartment/27


四万十川で遊ぶ!

高知の拠点はなんと言っても一級河川に指定されている「四万十川」がすぐ近くにあるというのが大きな魅力です。四国では最長の川であり、最後の清流とも言われるくらい美しくキレイな水が流れています。

また、四万十川には40を超える特徴的な「沈下橋(ちんかばし)」が設置されており、拠点から歩いて10分くらいのところでも見ることができます。

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ちなみに、沈下橋は増水した時に水面下へ沈むように設計されている関係で、欄干やガードレールなどが無く道路だけがむき出し状態のユニークな構造になっています。


沈下橋周辺には川エビ(テナガエビ)がたくさんいるということで、水遊びをするついでに探してみることにしました。

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すると、大きな岩を持ち上げるたびにエビが隠れているのが分かります。

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ただし、エビの数が少なくなっているとのことで、小さな個体やメスに関しては逃してやるのが良さそうです。大きなオスもたくさんいるので、十数匹ほど捕まえて素揚げで美味しく頂けます。

沈下橋のすぐ近くにはSUP(サップ)やカヌーを体験できる施設もあるので、公式サイトから予約をすれば誰でもすぐに利用できて便利です。


山菜の宝庫!?

拠点の周辺はほとんど山なので、いろんな山菜を発見できました。

もっとも分かりやすいのが「ふき」ですね。

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自生している「ふき」がたくさんあったのですが、来年のことも考慮して少しだけ収穫させて頂きました。

他にも「三つ葉」「ツユクサ」「赤しそ」「ミョウガ」「オオバコ」などを収穫して、大自然の恵みをそのまま素揚げで頂くことにしました。

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また、夜は家守のご家族と一緒にお酒を飲みながら食事をさせてもらったので非常に楽しい想い出になりました。嫁さんの山菜知識にとても興味を持ってい頂いて、次の日に近くの山菜を一緒に採りに行ったのも面白かったです。


家守の方から貴重な「おもてなし」!

高知の拠点では、隣に家守のご家族が滞在されている関係で、いろいろと「おもてなし」をしてもらって楽しかったです。

例えば、キャンプファイヤーのように火を起こしてダイナミックに魚を焼く体験は印象的でした。

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刺し身でも食べられる新鮮な魚だったのですが、外側を火で炙ってから食べると格別に美味しかったです。

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たくさん用意して頂いたのですが、美味しすぎて「ペロッ」と完食してしまい、ほとんど私たち夫婦で食べてしまったような気がします。。


また、四万十川で「サウナ体験」もさせてもらいました。

川でサウナ? と思うかもしれませんが、驚くことに軽トラの荷台に手作りの「サウナ部屋」を設置して、どこでも移動できるように作られていました。

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部屋の中で火を炊いて、煙は外へ出るように煙突が作られています。

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室温はだいたい70度〜80度くらいまで上昇するので、ちょうど良い感じで汗が吹き出てきます。


そして15分くらい経過してから、軽トラを降りてそのまま四万十川へ飛び込むわけです。

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これがめちゃくちゃ気持ちいい!

温泉とかにあるサウナの水風呂とはスケール感がまるで違いますよね。広大な清流と美味しい空気が、温まった体を癒やしてくれるのを感じることができます。

これを3回くらい繰り返して心身ともにスッキリしたところで、拠点に戻っって晩御飯を食べたらそのまま爆睡できます。


まとめ

高知の拠点はとにかく広大な川と山を同時に楽しめるので、大自然を満喫したい人には特にオススメできます。また、家守の方々もとても親切で気さくに話せるので、初めて訪れる場所であっても非常に安心感があって助かりました。

キャンプ場と違ってエアコンの効いた部屋で高速WiFiに繋げて自由に仕事ができるし、空いた時間でそのまま川遊びなどもすぐできるのは多拠点生活の大きな魅力なのかなと実感しました。

しばらくは「ホビモ」のサービスを利用して、現在提供されている拠点を転々とめぐる旅を続けたいと思います。


最後まで読んで頂きありがとうございました! もし記事を読んで楽しかったよーと思われたら、サポート支援をよろしくお願いします! 今後も積極的な情報発信を続けていきます!