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鳥の目と蟻の目(広い視野と狭い視野)

会社を経営する上で、大切なのは、鳥の目と蟻の目の両方のバランスだなあと、思っています。

鳥の目は、広い範囲で、大きく物事をとらえる視点。

蟻の目は、狭い範囲で、事細かに物事を見ていく視点。


どちらも大切なんだけれど、現場を経てから社長になる後継者は、どちらかというと『蟻の目』視点優位のケースが多いと思う。

現場である程度、結果を出しているはずだし、目の前にこなすべき仕事を多く抱えているから、よほど意識しないと、全体を俯瞰してみる機会が少ないはず。

手が早く動く人ほど、この傾向が強いかもしれない。


鳥の目で全体を見る時のポイントは、2つあると思っています。

・業務フローを見る

・機能や属性ごとの大きな塊で見る


業務フローは、業務全体が、どういう風に流れているかをみるもので、各部門間のつながりなども確認しながら進めるといいです。

図にして書くのが、特におすすめ。

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実際に問題が多いのはどこの部分か、どこがスムーズでないのかなどの現状を重ねて、その部分をより細かく見ていくって感じです。

こういう全体を通してのフローは、意識して時間を作らないと、なかなか考えている時間がないと思います。

ついつい日々の業務に忙殺されて、その忙しさの原因がなんなのかわからないまま、とにかく手を早めることに集中してしまいがち。

でも、全体を通してみて、その業務改善ができれば、その後の効率は何倍も高いものになるんじゃないかなって思います。


次に、機能や属性ごとの大きな塊でみる。

これは主に、人のバラツキや業務負担の大小など、業務の偏りを見るのに有効だと思います。

これを改善することで、より効率的に業務を進めることができて、各自が各ポジションで、目の前のことに集中できる環境を作ることができます。

これも図に書いた方がいいですね。

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ということで、鳥の目と蟻の目のバランスが大切ですよねっていうお話でした。

特に、会社を経営していく上では、鳥の目を持つことが大事かなって思っています。

意識的に、定期的に業務を見直して、よりよい業務を目指せると、いいですよね。

途中出てきた図は、ちょっと適当な感じになってしまったので、実際には、もう少し丁寧に書きこんだ方がいいです・・・。

よろしくお願いします!


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