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君のあたりまえは僕のあたりまえではない。凹凸がはまる瞬間がすごく嬉しかった。

どうも、まさまさです。

僕の弟が2020.3月に結婚式をあげます。
2019.11月に婚約をしました。
おめでとう。
家族が増えることは、嬉しい限りです。

今日、2020年1月1日は、弟の家で、奥さんの両親と、弟の両親(つまり、僕の両親)と集まってご飯を食べる会があった。
独身の僕は、弟と奥さんのご厚意でお呼ばれしてきた。
気遣いをありがとう。
そこで、あたりまえについて気づきがあったので、残したいと思う。

違うって、嬉しいな。

弟の奥さんは、カニがすごく美味しい地の出身だ。
食事会は、ボイルしたカニでスタート。

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身がパンパンに詰まっていて、腕の端を切ったカニを口にパクっと放り込む。
チュッ!っと強く吸い込むと、身がチュルンと出てくる。
口の中にはカニの風味が溢れて、日本酒をクイッと幸せな気持ちがあふれる。

その次はカニ鍋だ。

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鍋に入れる前に奥さんの母親が下準備をしておいてくれたおかげで、殻から身を出すのがすごく簡単だ。
ツルッととれる身。
また、日本酒をクイッと。
幸せな気持ちがあふれる。

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これの繰り返しだ。
僕の父・母・僕・弟は、カニにばかり手を伸ばし、みな幸せそうな顔をして笑っている。
カニしか食うていない。

一方で。

弟の奥さん家族はどうだろうか。
カニには手を伸ばさない。
僕の母親が作ったおせちに手を伸ばし、美味しい・うまいといいながら、どんどんお重がカラになっていく…。

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奥さん家族は、年末年始も忙しい仕事柄だったようで、おせちを作ったりする時間が取れなかったようだ。
つまり、おせちが少し珍しいのだ。

さらに、僕の母は料理が上手で、おせちがすこぶるうまいのだ(←僕はマザコンです)。

君らのあたりまえのカニは、僕らにとっては、年に1度の高級品だ。
僕らのあたりまえの母親のおせちは、君らにとっては、はじめての高級品だったようだ。

お互いの違いをすこぶる褒めあう時間がとても愛おしかった。
弟夫婦の馴れ初めから、家族の話に花が咲いた。

なんで、今日そんなこというのよ!
そんな話、私聴いたことないよ!

って言う話まで飛び出し、両家が一気に仲良くなったように思った。

お互いの違い見せられること。
お互いの違いを愛せること。
自分の当たり前を改めて愛せること。
自分の当たり前が相手の当たり前ではないこと。

気づきと幸せあふれる時間だった。

帰り道、お重をさげた母親が言った。
あんなに美味しそうにたくさん食べてくれて嬉しかったわぁ…と。

おわり。

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