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リーダーとチーム

ど〜も。まさまさです。

今日はコルクラボのゲスト会があった。
サディと長尾彰さんと青木耕平さんの鼎談だ。

青木耕平さん

クラシコム代表取締役
北欧、暮らしの道具店
青木さんがなぜビジネスをしているか、はコチラ
青木さんのインタビューはコチラ
黒のロンTにジーンズ、All Starのハイカット、丸いメガネをかけたシャレたお兄さんだった。見た目は賢者風だw

長尾彰さん

ナガオ考務店
ファシリテーター
著書:完璧なリーダーはもういらない
(会ったこともない)まさまさの質問にハイクオリティで返事をくれた。記事
長尾さんインタビュー2015版はコチラ。2016版はコチラ
グレーのTシャツにサラッとなびく髪。出会った途端、握手してくださり、さらにはハグをしてくれた。とても受け入れてくださっている感覚になった。

話は、リーダーやチーム、チームビルディングに関して。
目次はこれで行こう。

✅リーダー
✅チームビルディング

✅二人が考えるリーダーとは
青木さんが思うリーダーとは。

⭐勝ち筋を見つけて集団を勝たせること。それだけはコミットする。
⭐原理的に求められるフェアさ。利益配分の権利を信託された存在。

一方、長尾さんが思うリーダーとは。

⭐いい人です。善なるものを追求する人。

ただ、面白いことに、ふたりとも自分のことを賢者風愚者のリーダーシップだと言っていた。
理由は
「だって賢くみられたいじゃん!」
「社長だったらやらなきゃいけないことがたくさんだし…。」
「そもそも賢者をずっと目指してきたからそれしか知らなかった。」

ただ、最近愚者風賢者リーダーシップにもなっているという話。
なぜなら。
●できそうにないような大きいことを先に言っちゃう。
●周囲にめっちゃ馬鹿にされるようなことを言っちゃう。


この時点で、愚者でしか居られないし、愚者にしかならないと。
そして、未来日記を書いて、未来の姿を強く想像すると「叶っちゃうんだもん」って言っていたのが、お茶目であり、真理なんだろうと感じた。

✅チームビルディング
チームビルディング研修というものがある。
青木さんはとにかく嫌だったらしいw
つらかったと。
Q:なぜ研修に参加してたんですか?
A:嫌なことやんなきゃだめじゃん!(ちゃめっけがすごい)
ただ、チームビルディングを体験するアクティビティを通して気付きがあった。

今までは、自分自身がリーダーで、メンバーに「チームになれ!」って言っている感じだった。それがこの研修を経て、自分自身がチーム化されている感じがした。僕が嫌いでやりたくないことを丸投げしてもプロジェクトが頓挫しない経験をした。逆に、みんなが嫌いなことでも僕が好きならそれは前進する。楽しくできる人がいればそれを支援すればいい。

チームビルディングがされていくにあたって、段階がある。
言い換えると、いい事業→いいチームのステップとして段階がある。

①現場が乗る
②お客さんの期待値超える
③収支を合わせる

まずは、①自分たちが楽しんでできるか、コレが一番大切。
そして、②客の期待値を超えられたか?…小さな成功体験となり、加速する。そして最後に③収支を合わせれば良い。との話だった。客のことばっかり考えて、自分が楽しくなかったらうまくいかないし、収支ばかり考えてもうまくいかない。この順番が大切という話だった。

僕は医療職なのだが『患者様のために!』と自分の欲求に素直にならず『患者のため患者のため』って言っている人がたくさんいることに気づいた。さらに、上司には、売上(取得単位数)で詰められることもある…あぁこれはうまくいかないパターンだなぁと思った。

青木さんの3段階の話に対し、長尾さんより

小さくてもいいからノーミング体験を。
小さくてもいいから体験することで、規模が変わってもノーミングまでは行ける。
参考:チームの発達段階

チーム化を阻むもの
という話がでたので、それも記載しておこう。

非対称性の関係性
例:情報の非対称性(上司は知っていて、部下はしらない)など

最後に『良いチームをつくる事業を生み出す6つのポイント』

5:抽象的な概念をモノやコトに転写する

これも、医療職の仕事に置き換えられるなぁと思ったので、それを書いて〆よう。
医療職自身が患者・利用者、それを取り巻く他の医療者といいチームになる6つのポイント

①世界観がある。
→人(患者・利用者)には世界観がある。
②その世界観はナラティブに語ることができる。
→それは、彼らの人生の語り(ナラティブ)を聞くことで、世界観が理解できる。
③モノ・コトに制約条件がある。
→高齢や病気、障害によって身体機能や活動能力に制限が設けられる。
④世界観が作られるプロセスに参加できる可能性を感じられる。
→そういった状態でも、自分らしい世界観を作るために、医療者に自分を語り、彼らの世界観を再構築するために、医療者は支援できる。
⑤抽象的な概念をモノやコトに転写する
→そうして、彼らの世界観は生活の端々にモノやコトとなって現れる。(昔からやっていた趣味の再開、それを孫にプレゼントするなど)
⑥何を大事にするか、原理原則が明確になっている
→これまで営んできた生活の中に彼ら自身の原理原則がある(明確にできるかどうかは関わる人次第だと思う。)
(番外編)
⑦:愛と希望と理想がある。
→僕は、関わる人に対して、愛を注ぎたい。病気や病、老衰であっても希望を抱き、理想をともに追いかけたい。

チームビルディングという話の中では、医療もビジネスも分野が異なれど、本質は一緒ってことかな。

さぁ、ここまで読んでくれてありがとう。
そして、青木さん・長尾さんありがとうございました。
書いちゃいけないことがあれば、すぐに連絡ください。

サポートありがとうございます。 あなたのそのお気持ちのおかげでnoteを続けてこれました。 去年は1年で120本…みなさんのおかげです。これからも誰かに届く文章をかいていきたいです。