死んだばあちゃんからのメッセージ
季節の変わり目は得意じゃないんです。
体が繊細で、意志の力ではなかなかどうにもならない…。
ずっとずっと寝ていると、おばあちゃんが舞い降りてきた。
バナナを食べなさい。
死んだばあちゃんはバナナが好きだった(気がする)。
認知症が少しずつ進んでいたばあちゃん。
家に遊びに行った。
冷蔵庫には、助六寿司がいっぱい入っている。
買い物の度に、好きだから買っちゃうんだ。
すでに、冷蔵庫にあるのも忘れて…。
さっきお昼ご飯食べたばっかりなのに、お得用の割れせんべいの袋を僕に差し出し「まさと、あけてくれ!」と言う。
僕:仕方ないなぁ〜。はい、どうぞ。
すごく嬉しそうな笑顔のばあちゃん。
ボリボリ・バリバリ…入れ歯をカポカポ言わせながら、美味しそうに食べている。
せんべいを食べたと思ったら、「まさと!これ食べ!」って言って、カチンコチンの冷凍バナナを差し出してきた。
冬だった。
僕:ばあちゃん!寒いから食べへん!
ばあちゃん:そうか。ほな、私が食べるわ。
僕:(糖尿病があるのに、めっちゃ食べるやないか…)
そう言って、冷凍バナナを頬張るばーちゃん。
そんなやり取りを思い出し、日照時間とバナナの関係を調べてみたら、出てきた記事がこちら。
ばあちゃん。
ありがとうな。
僕、バナナ食べるわ!
ばあちゃんとの会話は続きます…。
日記くらいありのままで書きなさい
僕は毎日日記をつけている。
ばあちゃんも、日記をつけていた。
ばあちゃん:日記の中でまで、がんばるまさとじゃなくていいよ!苦しいこととか嫌なこととかたくさん書いて大丈夫!反省しなくていいからそのまま書きなさい!そうしてくれると、助けやすくなるからね。
そんな声が聞こえてきた…。
本当の豊かさとは何か。
ばあちゃん:まさとは知ってるから大丈夫だよ。物とかお金とかだけではない豊かさを忘れないでね。
あ、そうそう。
「おばあはほんまはりんごが好きやねん。」
でも、バナナの方がコスパがいいし、生活に合ってるやろ?
好きなりんごを食べずにバナナを食べることは決して不幸なことではないよ。好きなものや欲しいものとまさとの体に合うものは違うからね。
好きなものや憧れは大切にすればいい。
でも、体や生活に合うものも大切にしなさい。
周りと比べなくていいからね。
まさとの生活にとって大切なものを大切にしなさい。
愛しなさい。
愛と愛は共鳴するからね。
まさとがたくさんの人に愛されていること、おばあは知ってるよ。
それは、まさとが世界をちゃんと愛せているからだよ。
一方的にたくさん喋ったばあちゃんは、どこかへ行ってしまった。
ありがとう、ばあちゃん。
起きれなくて、寝ていた僕は、死んだばあちゃんとつながっていたようです。
お前は何者だ?
怖いこと言ってんじゃねーって思いましたか?
そんな力はぼくにはありませんw
ぼくは人の聖なる一歩を応援したい人です。
ばあちゃん、ありがとう。
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最後まで読んでくれてありがとう。
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最初の一歩には勇気が必要なときがあります。
どんな結果でも讃えたい、という想いを込めました。
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